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最近の記事

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piano improvisation solo

    • 実践報告:STEAM教育 「音楽✖️Scrach」

      2023年6月18日に会津大学で開催された開学30周年記念イベント「福島でかドージョー2023」にて、ワークショップ型授業を企画・実施してきました。 本ワークショップ(授業)では、STEAM教育の観点から音楽科教育との連携を試みた実践としてScrachを活用し、基本操作の範疇において子どもたちの個性と自由な表現を尊重しながら、音楽づくり(アレンジや作曲)を体験的に学べる "きっかけ作り" を目的としています。 参加してくれた子どもたちと保護者のみなさんからは嬉しい感想をい

      • 刊行記念インスタレーション『WORKSIGHT #17 植物倫理 Plants/Ethics』

        刊行記念インスタレーションを音楽家の相田悠希さんと制作しました。 (本投稿現在、作品の展示は終了しています)

        • 『イミゴンゴ展』の映像&館内音楽を担当しました。

          とても不思議な "きっかけ" でルワンダ🇷🇼伝統壁掛け(牛糞)アート『イミゴンゴ』 を知り、折り重なる偶然に導かれて『イミゴンゴ展』の館内音楽とドキュメンタリー(後日予定)の世界観に寄り添いながら彩る音楽を紡ぎました。 "きっかけ"は、6月のとある日に音楽家の山口一郎さん(サカナクション)が配信していたInstagram Liveでの対談でした。山口さんを介して頂いた"出会い"とネットの伝播力が相乗し、協働を経て壮大なart workの一編が具現化されました。いち音楽家とし

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        記事

          【紀要論文】教員養成学部授業におけるVTuberを取り入れた協働学習の授業開発と小学校での実践の試み

          【概要】情報技術の進展が社会の状況を大きく変えているさなか、学校教育は社会の変化に対応できているとは言い難く、特に教員養成教育においてはほとんど対応がなされていない。このような問題意識から、千葉大学教育学部では2013年度より学生たちが情報社会の現状に直に触れつつ、学校教育のあり方についても考えられるような産学連携の演習授業を開講している(藤川ら2014)。2018年度にはVTuberを教材として取り入れた新たなプロジェクトを始動させた。2019年度は昨年度の試みを引き継ぎつ

          【紀要論文】教員養成学部授業におけるVTuberを取り入れた協働学習の授業開発と小学校での実践の試み

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          新作《Traverse》

          新作《Traverse》を公開しました。 intimate, beatless, seamless, contingency 三密(本来は身密・口密・意密の教えですが)の環境できこえてくる、あらゆる音/響きと共に感じていただけたら。 ----- program note ----- 指と耳の記憶に赴くまま、Pianoが紡いでくれた響き。 まるで上から自分が弾いている姿と響きを俯瞰しているような感覚になった初めての体験。 半分以上の時間は目を瞑って弾いていた気がします。 夢見心地の中で紡いだPianoと相田悠希さんのElectroが相乗して生まれた作品です。相田さんに聞いた話だと、1000以上のElectroの欠片でアルゴリズムを組み、私が弾いたPianoに「呼応」して出現させたとか。その意味で、PianoもElectroもLIVEでは決して再現できない唯一無二なものとなりました。 本質的には、悠久に響いている音/楽(坂本龍一さんの表現を引用すれば「SN/M」)の一部を、"録音/制作" よって凍結した温故知新な “偶然性の音楽” と言えるのかもしれません。 本作をはじめ、長短ありますがすでに15作品ほどありますので、何かの機会に発表できればと考えています。

          新作《Traverse》

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          IJIET 2019 に共著論文が掲載されました。

          ソーシャルメディアの普及によって個人のメディア化が促進し、ユニークな発展を遂げてきた日本のネット文化においては、初音ミク現象をはじめ従来のコンテンツ産業に依拠しない多領域のクリエイターによる協働制作のあり方が醸成された。本論では、日本特有のUGCの成り立ちとそのフレームワークを分析した。 IJIET 2019 Vol.9(12): 868-873 ISSN: 2010-3689 "Media Information Literacy to Produce Collaborat

          IJIET 2019 に共著論文が掲載されました。

          日本教育工学会「2019年秋季全国大会」発表ポスター

          日本教育工学会「2019年秋季全国大会」発表ポスター

          【実践論文】ソーシャルメディア時代の音楽教育(2)

          ソーシャルメディア社会に対応した高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における創作授業の実践と考察 ー知的財産教育の体得的な学びを目的としてー 2005年頃から動画共有サイトやSNS(Social Networking Service)を介して創作・表現活動の領域がネット内にも拡張し、パ ソ コ ン や ス マ ー ト フ ォ ン の 普 及 に よ っ て 誰 で もインターネット上にコンテンツを公開できるようになった。このようなソーシャルメディア社会においては、教科教育においても知的財

          【実践論文】ソーシャルメディア時代の音楽教育(2)

          【実践論文】人工知能社会における教育に関する実践的研究(1)

            YouTubeを活用した鑑賞授業の実践に関する考察 ―「音楽の引用」を可視化する音楽家の系譜をたよりに― 本論は、日本の音楽シーンを名実ともに牽引している星野源と山口一郎(サカナクション)に焦点を当て、彼らが影響を受けてきた音楽家の系譜をたよりに「音楽の引用」について学ぶ鑑賞授業の実践に関する考察である。17世紀に五線記譜法(エクリチュール)が確立され、旋律、和声、リズム、技法、編成といった音楽の諸要素を分析 (アナリーゼ)できるようになった。過去作品の曲想や作曲技法は時

          【実践論文】人工知能社会における教育に関する実践的研究(1)

          Official Selection | 17th Dhaka International Film Festival

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          短編ドキュメンタリーの音楽を制作しました。

          “Dedication of Life” A short documentary to question the meaning of life through activities of mankind. 4k video + audio / 10min 17sec / 2018 社会における人の役割を通じ、いのちの目的と意義を問う短編ドキュメンタリー映像。2017年12月、タイ・パタヤの寺院「サンクチュアリー・オブ・トゥ ルース」にて開催された、ラーマ9世(タイ王国・第9代プミポン前国王)の一周忌追悼式典では、世界中から来客が供養に訪れ、人種と宗教が混在した稀な空 間を生み出した。このめぐり合わせの中における、3つの職業【僧侶・華道家・仏像彫刻師】が向けるそれぞれの献身に焦点を当て、生きることのの本質を、人工知能のナレーションを通じて問いかける。 A short documentary to focus into the various aspects of life, connected by the death of a former Thai King Rama IX. The event took place on December 2017 in ‘Sanctuary of Truth’ Pattaya, Thailand, as a 1st year condolence ceremony of the King. The event created diverse mixture of religious and cultural backgrounds, connecting people through a common sympathy. Associating to the event, the film puts a focus on 3 occupations; flower artists, craftsmen, and monks. By giving an insight through the roles of their dedication, the film seeks a meaning toward what life is about. Along with the musical score, the narration is generated by artificial intelligence voice, creating an outer perspective to gaze the activities of mankind. 10min17sec / 4K single channel video + stereo audio / 2018 In collaboration with flower artist unit 'plantica'

          短編ドキュメンタリーの音楽を制作しました。

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          【論考メモ】作曲におけるパロディとシミュラークル ー星野源とサカナクションをたよりにー

          【メモ】1 / 0512 「作曲におけるパロディとシミュラークル」  ー星野源とサカナクションをたよりにー 大衆の音楽に対する嗜好が多様化し、とりわけ「若者音楽」と一括りに言えなくなった。たとえば、いわゆる若者(10代〜30代)を中心に人気があり、私と同年代のアーティストに星野源とサカナクション(大半の楽曲の作詞作曲を担当している山口一郎)がいる。 彼らが音楽性のルーツとして公言しているバンドは多数あり、またそのメンバーと公私に渡って交流を深めているのも周知のとおりである

          【論考メモ】作曲におけるパロディとシミュラークル ー星野源とサカナクションをたよりにー

          monacoⅠ

          piano solo from Garden Club de MONACO / IKEBANA Documentary http://plantica.net/2014/06/offering-to-princess-caroline-of-monaco/

          monacoⅠ

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          monacoⅡ

          piano solo from Garden Club de MONACO / IKEBANA Documentary http://plantica.net/2014/06/offering-to-princess-caroline-of-monaco/

          monacoⅡ

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          【研究論文】ソーシャルメディアにおける国内著作権管理の変遷 ―21世紀の音楽文化をめぐる動向をたよりに―

          ソーシャルメディアにおける国内著作権管理の変遷 ―21世紀の音楽文化をめぐる動向をたよりに― 2005年頃から普及した動画共有サイトやSNS(Social Networking Service)といったソーシャルメディアの普及によって、従来は著作物(コンテンツ)の受け手(ユーザー)でしかなかった一般大衆が送り手(著作者)にもなれる環境がインターネット内に醸成された。とりわけYouTubeやニコニコ動画といった一部の動画共有サイトはユーザーと著作者ならびに著作権者との折衝

          【研究論文】ソーシャルメディアにおける国内著作権管理の変遷 ―21世紀の音楽文化をめぐる動向をたよりに―