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高校バスケ観戦日記 ~東京勢力図2020~

いよいよ来週から男子高校バスケの新人戦が始まります。2020年シーズンの幕開けです!


東京都のバスケ部ははおよそ320校あり、私は主に都立高校の情報を追いかけつつ観戦しています。
なぜ「都立高校」なのかということについては昨年の記事をご覧ください。
今日は2019年までの振り返りをして2020年シーズンへ向けて心の準備をしようと思います。

東京の高校バスケでは、ベスト8を決める大会が年に3回あります。
10月~1月 新人戦
5月    関東大会
6月~8月  インターハイ
(12月 ウィンターカップ(インターハイ予選でベスト8入りした高校のみ))

最近5年でベスト16入りした都立高校を紹介します。

新人戦 B16入りした都立高校

2015 B16:東大和南・城東 B8:なし
2016 B16:小平南 B8:東大和南
2017 B16:文京 B8:なし
2018 B16:東大和南・野津田・東大和 B8:都城東
2019 B16:城東・武蔵野北・駒場 B8:都東大和南

関東大会 B16入りした都立高校

2015 B16:本所・東大和南 B8:なし
2016 B16:東大和南・東大和 B8:小平南
2017 B16:城東 B8:石神井
2018 B16:西・駒場・東大和・東大和南 B8:なし
2019 B16:城東・駒場・大崎・武蔵野北 B8:東大和南

インターハイ予選 B16入りした都立高校

2015 B16:駒場・小平南 B8:なし
2016 B16:駒場・大崎・東大和南・文京・東大和 B8:都小平南
2017 B16:東大和南・石神井 B8:都城東
2018 B16:西・東大和 B8:なし
2019 B16:大崎・武蔵野北 B8:東大和南

都立強豪校と攻撃型・守備型のチーム

直近2年のベスト16入り高校を「攻撃型か守備型か」私の観た感覚で分けると以下のようになります。

攻撃型の高校
東大和・大崎・西

守備型の高校
東大和南・城東・武蔵野北・駒場

私の主観なのであくまでも参考程度ですが、攻撃型のチームと守備型のチームでは「戦い方」が違います。
攻撃型のチームは点を取ることでリズムを作ります。積極的にドライブやシュートを狙う選手が多く、点の取り合いには強い印象です。観てる側としても流れるようにシュートが決まっていくのは爽快な気分になります。
一方で気を付けなければいけない点は、「シュートが連続で外れたり敵に止められ始めるとリズムを崩してしまう」ことです。シュートが入る入らないには誰しも波があり、よく入る時間帯も全然決まらない時間帯もあります。この「シュートが決まらない時間帯」をどう耐えるかがカギになります。

守備型のチームは多少のファールをしながらも相手の好きなプレーをさせないようにし、ロースコアな展開に持ち込むことを得意とします。ロースコアとはお互いあまり得点が入らないことを言うのですが、このメリットは得点の差を最小限にとどめられるところです。
例えば相手に50点取られたら、自分たちが30点取っても20点の差があります。しかし20点に抑えることができれば、まぐれで入ったスリーポイント1本の3点だけでも17点差です。もしスリーポイントが下手でも、何度もしつこくゴールに向かっていれば何回かに1回はファールをもらいフリースローを獲得でき、このフリースローをしっかりと決めていけば「ロースコア」な展開でも十分に戦えます。
一方で気を付けなければいけない点は、勝負どころで一気に攻め切る力がが必要なことです。点差を最小限にとどめても、どこかのタイミングで「逆転」しなければ勝てないからです。難しいことですが、ディフェンスを頑張って頑張って頑張って、そしてどこかのタイミングで「一気に攻める」ことができるかがカギになります。

2020年シーズン注目の都立高校

都立の注目校ですが、正直なところ1年ごとに選手が入れ替わる高校バスケ界では予想するのが難しいところです。
上に書いた直近2年のベスト16入り高校7校のうち、東大和・大崎・東大和南・城東・駒場の5校は、2020年もベスト16入りが期待できるのではと思います。というのもこの5校は近年安定してベスト64・32まで勝ち上がってきている実績とチームの伝統があり、またそれに憧れる有望な中学生が毎年入学してくる可能性が高いからです。
昨年から好成績を残し始めた武蔵野北は、強い世代が抜けてもなお勝ち上れるかに注目したいです。
西は安定してベスト64に入る実力がある印象で、さらに高みを目指せるか。

他にも有力な都立高はたくさんありますので、高校名だけ紹介します。
高島、小平南、光ヶ丘、日野、広尾、小山台、etc

あとは個々の大会の記事を上げていきますので、順次注目高校を上げていきつつ観戦したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。



今後の創作活動に活かしたいと思います!