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BLUE ENCOUNT『はじまり』

こんにちは。

今回は、BLUE ENCOUNTの『はじまり』を紹介します。この曲は、第94回全国高等学校サッカー選手権大会応援歌としても、タイアップされています。

ストレートな歌詞と情熱溢れる演奏が、個人的に大好きな楽曲です。私自身、つらいときやここで頑張りたいと思う時に聴く大切な曲です。


楽曲解説

最初演奏が入る前に、田邊さんのボーカルで始まります。ここは、共に戦ってきた仲間との回想の部分になります。

確かに僕たちはあの場所に居た

笑い合えた夏も 愚痴をこぼした冬も
急ぐ季節の真ん中で一緒に走り続けた
夜に吸い込まれた夕日に気づかないで
同じ未来を見つめてた どんな壁に出会おうとも


どんな壁が立ち塞がっても、ずっと未来を見つめ共に頑張ってきた仲間です。

ガンバレの言葉が辛い時もあった
大切な人のエールに応えられるか不安で


プレッシャーに耐え切れず、時に自分に負けそうになる自分。

そして、サビの歌詞です。

ずっと ずっと ずっと
僕たちが見たこの夢は
きっと きっと 何度でも
明日を強く繋いでくよ
見えないこの先に 涙こぼれた


明日が見えないことは怖い。でも、きっと明日に繋がっている。それを信じ今を生きています。

落ちサビの歌詞は、この楽曲の真髄です。

終わりじゃない 目指していた景色に届かなくたって
肩を並べ追いかけていた日々は
全ての「はじまり」


目指していた景色に届かないことは決して、「終わりじゃない」と彼らは言い切ります。それは終わりじゃなくて、常に「はじまり」なんだ、と。この楽曲の最大のテーマです。

ずっと ずっと ずっと
僕たちが見たこの夢は
きっと きっと 何度でも
明日を強く繋いでくよ
これから別々の道を行こうとも
また笑顔で会えるように 今は泣けばいい


仲間と戦ってきた自分にとって、何が真理だったのか?そこには、目の前の「勝敗」を超える何か大切なものがあるのではないか?

私自身、この曲は学生時代に聴いたのが最初です。学生時代は勿論ですが、私自身、大人になった今でも、正直毎日”孤独”との戦いです。日々生きて挑戦することは本当に怖いです。それは今でも変わりません。

でも、この曲を聴くと、頑張っているのは「自分一人じゃないんだ」と少しだけ思えます。決して孤独がなくなるわけではありません。しかし、少しだけ心が軽くなります。

そんな時に思い出します。そうだ、BLUE ENCOUNTは「応援団」なんだ、と。だから、今は負けた時のことは考えず、思いっ切り勝負してこよう、と。

いくつになっても「青春」を諦めない、BLUE ENCOUNTの力強いメッセージが、この曲を彼らの最高傑作たらしめているのではないでしょうか。

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