Let It Be
久しぶりのThe Beatles.
今回は彼らの最後のアルバム『Let It Be』を紹介する.彼らが解散間近の頃に同名タイトルの映画を製作することになり,そのサウンドトラックとしてまとめられている.他のアルバムの録音に比べると,カウントがそのまま残っていたり,ジャムセッションが入れられていたりと”そのまま”の様子が見られる.後期の作品にはポップス寄りの作曲を続けてきたものの”Get Back”の精神で初期のころに見られるようなロックンロールの楽曲が多く収録されている.
収録曲
Two Of Us
Dig A Pony
Across The Universe
I Me Mine
Dig It
Let It Be
Maggie Mae
I've Got A Feeling
One After 909
The Long And Winding Road
For You Blue
Get Back
Across The Universe
アコースティックギターのジョンの弾き語り.英語がわからなくても”詩的”だと思える.柔らかいやさしい光に包まれるかのようなアレンジがよい.
I've Got A Feeling
さわやかなギターリフから始まる.このリフが好きで一時期目覚ましのアラームに使っていた.二つの異なるメロディが同時に聞こえる技法がかっこいい.
One After 909
The Beatlesが初期にキャバーンクラブでよく演奏していたもの.とても軽快なザ・ロックンロールな感じの曲.
Get Back
これも軽快なロックンロール.単純明快だけれどもよい.ギターソロとキーボードソロがかっこいい.
The Beatlesも終わり間近の最後のロックンロールサウンドをお楽しみあれ.