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伴奏で、生きていく。

はじめまして。ぴあのねこです。
私は現在ドイツの某大学にてKorrepetition(通称コレペティ)という仕事をしています。この少々聞き慣れない言葉、超絶ザックリ言うと、器楽・声楽専攻の学生たちにピアノ伴奏をしながら一緒にレパートリーを仕上げていく、という仕事。伴奏というよりはアンサンブル的な要素盛りだくさんなお仕事です。
ドイツの音楽大学のカリキュラムには、通常のレッスンに加えてこのピアノ伴奏合わせのレッスンが組み込まれているのです。良いシステム!

まずは皆さん、ピアニストという職業で思い浮かべることは何ですか?
オーケストラと共演!ソリストとして協奏曲を演奏!とか、
ソロリサイタルで各地を演奏旅行!とか、ショパンコンクール入賞!とかでしょうか。

因みに私も子どもの頃、というか日本にいた頃はそう思っていた内の一人です。あとはピアノの先生?とか。
そもそもそれ以外にピアノで生計を立てる道なんてあるはずがない、と思っていました。

でもヨーロッパに移住してから、こちらにはオペラやバレエ専門のピアニスト、弦楽器・管楽器やドイツリート(歌曲)専門のピアニスト等がいることを知りました。

私は現在、弦・管楽器→ドイツリート→サックス(今ココ)
というピアノを弾くなんでも屋のような略歴なわけですが、
ピアノを学ぶ皆さんに、ピアノという楽器を通して色々な仕事の道があるんだよ、ということをお伝えできればと思っています。

では、これからもゆるーく投稿していく予定ですので
よろしくお願いいたします。


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