まだ本当の戦いを知らない
私がこの事業を始めるにあたって、こんな素敵な先生たちとつながれたのは本当に幸いというもので、感謝の恵みなのであったけれど。
もう一人、私には一緒に仕事をしてみたい人がいた。
単に中高大の同級生のアラフォー独身女子である。
彼女とは中学2年から一気に仲良くなり、結果彼女は演劇部の部長、私はミュージカル部の部長として、高校でリーダー格を取り、お互いその部活の長となりながら違う形で内部崩壊を導くというグダグダなリーダーとして仲良く卒業する。
私たちの偏ったリーダー能力のために、不満足な学校生活を過ごした人もいたかもしれないが、二人して慶応に入れたことで、なんかこちらの方が正当な感じで高校生活が幕を閉じた。
そもそもリーダーなんて偏ってるもんなのかもしれない。
2人で集まると話が止まらずいつまでもしゃべれる、そんな友達っていませんか。それが私には彼女なんだけど、正直鏡のように性格は真反対。
私はふたご座で彼女はいて座。
私は流動的で変革的、同時に多数のことに手を出し、コミュニケーションが達者。結婚をし3人の子供と暮らす。
彼女は一つのことを追求し、変えるという対応ではなく負けないという根性で壁を突き破るタイプ。人への信頼が薄く(笑)コミュニケーションが表層的。その表層を超えたものだけにつ強い信頼を寄せる。なかなかその表層を越える男性がおらず、独身で今は、選択的シングルマザーに挑戦中。
そんな彼女転職で務めた先がDV社長の秘書だった。
話を聞く限り、そんなところやめた方がいいだろうという結論なんだけど、苦難に対して真正面から叩き潰しに行く性質の彼女は、負けたらあかんの鉄の女とかして勤務継続。の、5年目くらいでうつ病を発症。
さて、驚かなかった。
むしろもっと早くそれに襲われるものかと思っていた。
暴言を吐かれ、ローキックをされる。とはいえ、能力的にすごい社長ゆえに尊敬もある。これは典型的な洗脳パターンなのかもしれない。
こんな能力の真反対な彼女のサポートが欲しいと私は思っていたので、bridgeyou開始とともに誘った。乗った。
ホームページを作ってくれるというので、私は構想を固め営業、彼女にはシステムをという配置でスタートした2021秋。
毎週のミーティングが楽しかった。構想が膨らみ、何年後かの理想がどんどん大きくなる。学生みたいになんでもポジティブに話が進んでいった。
年末、いよいよbridgeyouの封切りまでまもなくというところで、彼女の本業が忙しくなった。ホームページはほぼ出来上がっていたが、なんだろうしっくりこない。デザインかな…。そもそも素人が作ったものだからデザインとか難しいんだけど、悩む私。
そして本業が忙しくなった彼女に連絡しても既読がつくだけ。連絡がままならなくなった。
薬は飲んでいたが、仕事の忙しさとともに精神状態が悪くなったのだ。音信が途絶えたまま2022、1月。
何も発表するものがないままbridgeyouがスタートする。
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