コードを覚えよう22 〜数字の音を足すだけの"6"

これは sus4 よりもさらに簡単、数字の音を足すだけの 6(シックス)です。

メジャーのトライアド、マイナーのトライアドに6番目の音(Ⅵ度)の音を足した.四和音です。

C6の構成音
Cm6の構成音
C6


表し方は、トライアド(三和音)のメジャーコード、マイナーコードに6を添えるだけです。

C6ならば、Cシックス、Cm6ならば、Cマイナーシックス、と読みます。

C6の構成音は

 →A
G→G
E→E
C→C

です。

マイナー6 はトライアドをマイナーのトライアドに変えるだけです。

これも、sus4同様に、スケールの音を理解できていれば、"6" にあたる音もすぐに見つけることができます。

6番目(Ⅵ度)は覚えていないけれど、5番目(Ⅴ度)は覚えています、それなら、探すのは簡単ですね。

5番目の音の隣が6番目、です。覚えている音の隣の音をプラス、です。

6(シックス)コードまで理解できたら、主に使われるコードをほぼ理解できたことになります。

あとは、同じ意味でも何種類か表記方法があったり、色々なコードに音をプラスする表記方法があったり、細かな表記を覚えていってください。色々な表記方法がある、ということは、使う人それぞれの表現方法があるということです。

ここまで、コードの事実を伝える、ということに重点をおいてきました。使い方は人それぞれだと思うので、使い方についてはあまり言及していません。

まずは基本を理解して、少しずつ自分なりに使っていってみてください!


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