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物語と創作

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ファンタジーロマンス作家のつぶやき
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あら、いつの間に?

noteを開いたら、これが届きました。 3年!? いつの間にやらそんなに経っていたんですね。 時間の流れはフシギです(^^;) そう考えれば、ランティア伝説を書き始めてからも、ずいぶんと月日が経ちました。 第1巻目『女神の娘』を出したのは、2020年5月です。 それから、かれこれ4年間かけて、ただいま16巻目『光の戴冠』まで到達しました\(^o^)/ 予定ではあと、5巻ほど書き上げるとゴールです。たぶん……。 早く出し切りたいような、いつまでも書いていたいような(笑

お気に入りの歌とストーリー作りのフシギな関係

シオンには行きつけのバーが2軒あって、どちらも音楽系のお店。 60~70年代を中心にポップス、ロック、ブルースなどなどの洋楽のレコードをかけてくれます。 で、先日遊びに行った時のこと。たまたまポール・サイモンのアルバムがかかっていて、それを聞いてて思い出したことがあったんです。 ポール・サイモンは大好きなミュージシャンの一人。 サイモン&ガーファンクルが解散してソロになった最初の頃の曲をよく聞いてました。 彼のギター演奏スタイルもすごく好みなので、真似して弾き語りしてみた

この頃なぜかハマっているもの

近年なぜかですね、中華系ファンタジーにつかまってます。 たまたま、なんですけど、このパターンが続いてます。 そもそもの発端は、たしか、 すももももさんの『後宮デイズ~七星国物語』だったかな。 なんとはなしに、期間限定無料で読んだのが始まり。 ちょうどその同じころに、こちらにつかまった。 『紅霞後宮物語~小玉伝』 趣味の近い友人が「これ、気に入ると思うよ」と、教えてくれたのがきっかけでした。 あ、こうやって並べてたら、どっちも漫画書籍の老舗「秋田書店」さんでしたね。

絶賛作業中!

今年の初めに第三部をスタートさせて以来、続く16巻が出来上がらずに汗かいております。 年が改まる前に、なんとか新刊をお届けしたい! そう願って、暮れも押しつまった今頃に必死に作業中です(^^ゞ ☆ 神々に愛されながらも、神の怒りに触れて東西に分断されてしまった地上の楽園ランティア。 大神ユーノの怒りを解くために二女神が地上に約束の使者を送ります。 その二人、フロルとスタールの活躍によって、東西ランティアはふたたび一つに結ばれようとしているのですが…… 当然ながら、そう

どうやって物語を創るのか?

ファンタジー物語を書いてますというと、よく聞かれるんです。 「そういう話って、いったいどうやって思いつくの?」 なんというか、いろいろあって答えようもないんですが。 わたしの場合で言うと、一番多い(というかはっきり自覚している)のは、これですかね。 夢に出てきたワンシーン それは本当に、ちょっとしたシーンで。 でもなぜか妙に記憶に残って、心にずっと引っかかって。 意識を揺さぶるというか、そういうことが続くと、いつしか、そこからストーリーが浮かびあがって来る。 そんな

アイツが帰って来る

きゃあ~! 帰って来る。 アイツがホントに帰って来る。 しかも、ゴジラを生み出した東宝の新作ですってよ。 怪獣映画で育った世代なのです。 当時、東京に住んでいて、部屋の窓から東京タワーが見えてました。 そんな子供にとって東京は、怪獣たちが跋扈する地。 イメージがリアル過ぎたんです。 ホントに怖くて、よく夢に出て来て、泣きました。 でも、スキなの(^^;) ☆彡 *☆*☆*☆*☆*☆*☆* *☆*☆*☆*☆*☆*☆*

物書きはこころの奥まで素っ裸(^^;

とある書籍編集者の言葉。 本を書いて自分の言葉をさらすのは、 街の真ん中で素っ裸で踊るようなものだ。 確かにそういう部分はありますかね。 それが小説であるなら、心の奥底まで素っ裸です(^^;) ☆彡 *☆*☆*☆*☆*☆*☆* *☆*☆*☆*☆*☆*☆*

大河ファンタジー『ランティア伝説』16巻目はいつ出るのか?

出す出すサギのシオンです。 きゃ~(;''∀'') ランティア次巻はこれです。『光の戴冠』 この表紙の女性は誰か?と言いますと、反逆者から白亜宮を奪い返したルーシス王子の未来のお嫁さん(のイメージ画)です。 宿敵ベイダンを自らの手で滅ぼしたルーシスが、晴れてエルヴァーンの王位を継いで、そして嫁さんを迎えるわけですね。 ま、そこに至るまでには(当然ながら)紆余曲折あれこれと起きるわけですが……(笑) 時々思うんですよ。物語作家って、掌の上で登場人物たちを転がして遊んで

ようやく出来上がりました☆彡

いや~今回は時間かかりました。 今日やっと、最終校正を済ませてファイルをKDPにアップ。 後は販売スタートのメール待ちです(^^) この巻から第三部が始まるわけですが、それはすなわち、第3コーナーのようなもので、最終章の大団円に向かって、これまでの伏線を拾いつつ、かつ物語を進めていくための、要の巻なのです。 前巻『エトルナの門』が折り返し地点だったんですね。 そこまでは一気に駆け抜けていく感覚でした。 でも、ここから先は、かなり気を張って、目を光らせて、丁寧に慎重に物

あの頃、読み耽った作家さんたちのこと

子供の頃から20代ぐらいまでは、浴びるほど本ばかり読んでました。 わたしはこだわり性なので、この人いい!と思うと、ひたすらにその人の作品を読み漁るタイプ。 とことん読み尽くしちゃいます(^^;) ☆彡 音楽好きな知人との会話で、十代の頃読んでいた本の話をしていて、なにやらとても懐かしくなりまして。 せっかくだから、何に夢中になっていたのか、ここに書き出してみようと思います。 つまり、シオンの頭の中には、こんな世界が詰め込まれているんだという、種明かし(?)のようなもの

自分で書きながら泣いてしまうのです

今、最後の手直しをしている最新巻『ユーノの右目』なんですけど、その中のワンシーンが、なんとも困るんですよね。 その部分を、何度読み返しても、書き直している時も、泣いちゃうんです。 もうどうにもウルウル (T_T) 感情が揺さぶられてしまうので、作業がなかなか進まない。 ☆彡 よく、言われることですが、作家は、自分の書くものの第一の読者なんですよね。逆に言うと、自分が求める読書体験を自分で生み出しているということ。 問題のシーンがわたしの感情にヒットしてしまうのは、そ

新刊を仕込み中なのに逃避してYou-tube 見てたら面白いものを発見してしまった話

年明けから鋭意、新刊を仕込んでいるシオンです。 昨年末からずっと予定が押してしまったので、どうしても今月中にこれをアップしたい (;'∀') ね、ね、なんか妖しげな表紙でしょ (^^) ここからついにランティア伝説も第3部に突入。 物語は、前巻『エトルナの門』で反逆者から王都を取り戻した、その翌日から始まります。 ここから一気に最後の結末に向かって物語がガンガンと動いていく……のですが、その最初の地固めが今回の『ユーノの右目』。 だからすごく大事な、要になる部分なのです。

ランティアの地図が出来上がりました☆彡

シオンの長編大河ファンタジー小説の地図の描き直しを、ココナラ経由でイラストレーターさんにお願いしていました。 ここに書いた通り、チャットだけでイラストのイメージや細部を伝えることに四苦八苦、悶絶しておりました (>_<) なのですが、それを乗り越えて先日、無事に出来上がりました。 ばんざ~い \(^^)/ ☆彡 それが、これです。 うれしいので、書籍よりも一足先にお披露目しちゃいます。 わたし実はこだわり症なんです。 文字の大きさとか書体とか色とか配置とか、それはそ

”感覚”を文字メッセージだけで伝えるのはムズカシイのです

今、ココナラで制作依頼しているランティアの地図イラストの件。 仕上げに向かっているのですが、ここでなかなか苦労してます(涙) ☆彡 その一番の原因は、イラストレーターさんとメッセージでしかコミュニケート出来ないということ。 だって、絵・イラストですよ。 それの細部のイメージについて、どうやってコトバ(文字)で脳内イメージを伝えられるというのでしょうか? 小説書きは、概念的なモノを物語に変換して脳内イメージを伝えます。 絵を描く人は、それを絵を使って伝える人たち。 わた