彼女との別れの話。

さて。彼女の話が途中になっていたので、そっち書き進めていきたい。久しぶりの再開なので、断片になることをご了承いただきたい。

▼以前の話はこちらから


彼女との関係の終わりについて、言及していなかったけれど、どこかで書きかけのままになってしまうかも知れないので、先に終わりのことも書いておこうと思う。
彼女と過ごした密な時間は、もう2年以上前に終わっている。結末から言うと、ある時を境に、彼女から全ての連絡先を絶たれた。原因は私にある。私は彼女に依存しすぎていた。依存しているくせに、それに無自覚で、彼女からあらゆるものを奪っていた。時間も、情報も。彼女を純粋に好きな気持ちと、私を愛して欲しい、認めて欲しいという承認欲求と羨ましい気持ちがない交ぜになって、いつのまにか甘え過ぎてしまったんだろう。

「関係性を変えたい」彼女からそのような申し出があった。「友人だけれど、あなたはあなたのすべきことした方がいい」と、そういうことを言われた気がする。そこで、私は一旦それを了承したんだけど、後から気持ちが爆発して、彼女にひどいことをしてしまった。結果、すべての繋がりを絶たれた。

今思えば、応援しかされていなかったその言葉を、私は拒絶と受け取ってしまった。彼女から拒絶されたのだと思い込んで、その結論から機能していた。私は彼女に執着した。また私を友人として、いや、特別な存在として、認めて欲しかったのだと思う。でも、そうして関係を絶たれて、しばらく悲しみにくれ、ぼんやりと日々を過ごしているうちに、自分がどれだけ何もしていなかったのかを自覚することになった。

それまでにも何度か似たようなことがあった。その度に、そっと連絡をくれて関係を修復してくれたのは彼女だった。多分、そうやって何度も何度も情をかけてくれていたんだろう。その限界に達したとも言えるのかも知れない。

「自分の人生を生きたい」と口にしながら、実際には彼女の仕事に口を出しているだけで、何かをした気になっていた。どんどん自分の本質に目覚めていく彼女を側で見ながら、私は手伝っているようで、ただのお荷物になってしまったのだ。彼女のリハビリが進んで行く中で、私との距離はだんだんと開いていってしまったんだろう。そして、何度も「このままではいけないよ」と注意されていたにも関わらず、私は変わろうとしなかった。変わっているつもりになっていただけだった。
実際には何もしていない自分をやっと自覚出来たのは、そうやって1人にしてくれたからだ。そうでなくては2人とも潰れていたんだろう。

そうやって、自分の姿を明らかに見る機会が、彼女と離れたことでようやく訪れたのだ。もう、困った時に手を差し伸べてくれる人はいない。私の欲しい言葉をかけてくれる人はいない。私の道を示してくれる人はいない。そうなって初めて、やっと、自分の人生を自分で選択できるようになったのだから、愚かな話だ。離れてくれなければ、気がつくことも出来なかった。もちろん、私の選択次第では、違う可能性もあったんだろうけれど。仕方がない。

離れてみて、自分がどれほどに恵まれた環境に居たのかを知る。奇跡は奇跡の顔をしていない。日常の中に存在してる。それを取りこぼしたのは私だ。だからこうして今も、奇跡だったものの断片を拾い集めている。


一番最初に、チャネリングが始まった時に、Team Genesisから言われたことがある。「これはあなたの選択により、開かれたルートです」と。つまり、自分の選択によって道は開かれる場合もあるし、あるいは簡単に閉じてしまう場合もある。だから一瞬一瞬を気を抜かずに誠実に選び続けることが、自分の予想もつかない可能性を開いてくれるのかも知れない。


それから何とか「自分に何か出来るのか」問いかけ続けて占いをし始めるんだけど、それはまた別の話。


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