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れいちゃんの「100日プロジェクト」の先にあったもの プライベート編 ②

現在、9月スタートの2期募集中!和田玲子さん の 「100日プロジェクト」

「100日プロジェクト」0期で「私、ハモることが大好きだったじゃん!」と気づくことができて「ハモりたいスイッチ」がオン!された、私。前回の記事はこちらから!

が、スイッチオーーーン!されたものの、ひとりじゃハモれない、ハモるには仲間が必要なのに、困ったことに探し方がわからない!!!

合唱がしたいなら、コーラスのサークルを探す。アカペラがしたいならアカペラサークルを探す。
でも私がやりたいのは「ハモり」。ハモりサークルを探すの?!
そもそもどんな曲でハモりたいかもわかっていない、やりたい音楽のジャンルを決められていないのに…と、迷子になってしまいました。

ゴスペルチームとの出会い


そんなとき、Facebookで偶然、ジャクソン沙友子さんゴスペルチーム「ブルーバードクワイア」の活動の投稿が目に止まりました。

さゆさんとは以前に別のオンラインコミュニティでご縁をいただいています。
チームを立ち上げされたタイミングからずっと存じ上げてはいたのですが、練習日が当時の派遣の勤務日と被っていたり、練習場所も自宅から遠かったこと、そして何よりゴスペルというジャンルをよくわかっていなかったことがあり、参加することなく月日が経っていました。

ゴスペル、ハモるじゃん!!(そのレベルの知識しかない罰当たり)
とにかくハモりたい!!
今やらなくていつハモるの?
今でしょ!!!

速攻で体験レッスンを申し込みました。

とはいえ歌うのは全くの初心者なので、申し込んだあとで「この年齢からで大丈夫?」と超絶不安になりながらも参加した体験レッスン。
それが「歌うことを楽しむ」が最優先で、できないことにフォーカスしない。初心者の私も温かく迎えてくれる、本当に楽しい時間でした。

体験レッスンを終えた帰りの電車、楽しすぎて興奮のあまり乗換なしの40分以上を一睡もせずに帰ってきたのを昨日のことのように思い出します。(疲れやすい体質なので、普段なら爆睡+寝すぎて乗り越すくらいです)

チーム設立時とは派遣の職場が変わったことで勤務日が練習日とは被らなくなっていたのに、日常に忙殺されるなかでそんなことも忘れてしまっていました。
近所にも、探せばゴスペルサークルはたくさんあるだろうけど、片道1時間かけてもさゆさんのレッスンで歌いたい。
そして、既に参加していたメンバーにもそれまでにご縁をいただいていた方が多くて、安心して参加できると感じ、あっという間に本申し込みをしました。

念願の「アルト歌い」になれたシアワセ


ソプラノの3度下をハモれるシアワセ〜!!しかもなんと!テナーにも挟まれちゃうんだよ?!この贅沢者!!

アルトだけで練習してて「んー?これ音、合ってる??」となるような時も、みんなで合わせる「おぉ、こーいうことか!」となる、あの嬉しさ。
他パートにつられかけたときのギリギリの踏ん張り、そして見事につられきったときの圧倒的敗北感すら、もはや楽しい。

そしてハモリがビタっ!とハマッた時のあの鳥肌感。
私はこれが大好きだったー!!!

ちなみに、ゴスペルを始めてから気づいた問題(結構な大問題)もいくつかあります。

初心者アラフィフゴスペル問題集


①譜面が読めなくなってる
→もはや算数ができなくなっていた。16分音符のタイとかが混じると、一気に計算わからなくなってリズムが不明に…

②譜面が見えなくなってる
→どんだけ手元から離しても見えなくて腕の長さが足りない!音符が見づらい…老眼の進みに我ながら驚愕。

③歌詞が英語
譜面見るまでゴスペルは全編英語詞だということに気づいてなかった(おいおい…)。

④暗記力が落ちている
→英語詞ってどうやったら覚えられるの?日本語詞も1番と2番を入れ子にして間違えること続出。

⑤音域が狭すぎる
→「無理しないところ」でいったら、音域がぴったり1オクターブしかなかった!!(ゴスペル曲でのアルトって結構な高音が出てくる)

⑥相対音感が過ぎる
→#や♭の数が増えると音が取れなくなってしまってて、階名(全部をハ長調にしたときの音階)をメモ書きしないと歌えない(メモなしでいけるのは主旋律とその3度下くらいまで)

いやあ。問題だらけというか問題しかないじゃんね!
で、どう問題を解決したかといいますと…

初心者アラフィフゴスペル解決編

算数は捨てて身体で覚える
視力には頼らずなるべく覚える
英語は読まずにカタカナで音を振って耳で覚える
暗譜じゃなくていい時は遠慮なく譜面台を持ち込ませてもらう
喉を痛めないように「音域は広がったらいいな」くらいの意識でいく
書け、書くんだジョー!!! by丹下段平

…解決というか、「気にならないようにした」、だけですね。
今から知識をつけたりするのは、「ないものにフォーカスすること」なので、やめました。楽しくなくなりそうだったから。

じゃあ、私に「あるもの」ってなんだ!!
って考えてみたら
スウィングジャズを演っていたときの習性でリズムを2・4で(ウラで)延々取っていられることくらいでした(まさしく唯一のアドバンテージ)

でも結果的にそのことが私にとっては「どんなジャンルの曲でも楽しめる」要素になっていて、たとえ歌詞がとんでも、音程を見失っても音楽に合わせて2・4でリズム取れてたら私は楽しいじゃないか!!!ということにも気づけました。

そして「100日プロジェクト」の100日目に「みどりto ゆかり」さんでカフェライブをさせていただき、私にとっては2度目の発表の場となりました。とてもとても暖かい場で、MISIAの「明日へ」は歌いながら初めて涙が込み上げました。練習では今まで一度もそんなことがなかったのですが、「ハモりたい!」という気持ちの次、歌うことへの新たな気持ち、想いが生まれたような気がしています


「100日プロジェクト」での「宣言」


「100日プロジェクト」1期を始めるとき、私は「この100日間で〇〇がしたい!」「〇〇をやり遂げたい!!」みたいなわかりやすい行動の目標が実は思い浮かんでいませんでした。無理くり作るのも何か違うし…と思いながらも、0期に参加したときに「大好きなもの」に出会えたことがとても嬉しかったことを思い出し、継続参加した1期では「出会えた【大好き】に溺れて生きてく!」と宣言をしました。

そして、その1期の終わり、私が口にしたことは「大好きをまき散らかして生きてく!」でした。

数々の【大好き】に上手に溺れられたから、自分が充分に満たされた。満たされたから、今度はそれを存分にまき散らかしていきたい!!と思えたんです。

年齢や経験を重ねてくると「大好き」って公言するには勇気が要るときもたくさんあります。SixTONES好きを公言するのだって、今となっては「そのくらいのこと」ですが、当時はどれだけ悩んだことか…

でも、「好きだー!!」って言ってみたら、「私もです!」と教えてくださる方がいたり、ジャニーズの他のグループが好きな方ともグループの違いを知って楽しむ時間を共有できるようになったり。
今ではSixTONES絡みで何か事件(←言い方)があると「ゆっきー、大丈夫かなって思ってた」とご心配いただけるまでになりました(おかげさまで年の功か心臓は強めに仕上がっています)

そうして「言ってみる」や「やってみる」をしてみたら、新しい世界がどんどん拡がるんだ!ということを「100日プロジェクト」で体感できたことは、私にとってとても大きな経験となりました。
アラフィフでSixTONESを好きになった自分が、ゴスペルを始めた自分が、今は大好きです。

さて!これからの「歌う」ことに関しての野望部門は…
ラップにチャレンジすること!(私の推しは何を隠そうラップ担当 田中樹)と、
SixTONESの曲をカラオケでハモらせてくれるアラフィフをみつけること!(求む主旋律!!)

えーと、冷静を取り戻して
「暗譜でいける曲を3曲に増やす」
「喉を痛めないように歌うことを楽しむ」
「聴いてくれる人の心を動かすアルト歌いに、俺はなる!!」
(あれ?取り戻したはずの冷静さはどこに…)
です!!!

たくさん言っちゃったー。
でも、これからも「言ってみる」し、「やってみる」!!!

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