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【コンポーザーズノート】M0110の「へぇ~集」

コンポーザーズノート。今日は M0110 です。

Mをイニシャルに持ち、1月10日生まれの作曲家。
今回は 三善晃 です。

日本の現代音楽を語る上では外せない作曲家の一人だということに加えて、彼は教育者でもありました。1989年5月27日、28日に東京・杉並で開催された講演会の様子は「少年の日にぼくは」(1991年,エイデル研究所)で読むことができますが、自作を使って、子どもたちとともに音楽をシェアする三善の姿は、音楽への、そして子どもたちへの愛情にあふれています。

そんな三善の「へぇ~」と思えるようなことを学生が集めてくれたので、ご紹介します。

へぇ~集:M0110

※「ほんとかな~?」と気になったものがあれば、真偽はご自身でチェックしてみてください。
※学生の文章をそのまま載せています。

・自由学園でピアノ演奏法、音楽基礎を学び、小学校に上がるころから高校までヴァイオリン奏法と作曲を学んだ。

・高校三年から作曲家を志していたが、幼少からピアノやヴァイオリンをやってきたので、これ以上大学で音楽をもう一度やるのは嫌だったために音大には進まなかった。

・1995年まで桐朋学園大学の学長を務めていた。

・釣りにはまったことがあり、毎回手作りのお弁当を持参した。

・兄も音楽評論家として音楽に携わっている。

・オペラ「カチカチ山」の構想を長年練っていたものの、完成には至らなかった。

・部屋を真っ暗にして、ろうそく一本だけにしてイメージだけで作曲していたことがある。

・感性が独特で、石垣を這うナメクジを指して「私の前世はこれですよ」と話した。

・満員電車で立ったまま校歌を仕上げたり1つの曲に10年以上かかったことがある。

・世界の秘密を自分で発見することの手がかりを聞かせてあげたかった。

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