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カンクンなのにダウンタウンで過ごす

2022年9月の旅ログです。
この度、ブログに上げていた記事をnoteに引っ越しさせました。
それに当たって、少し加筆修正をしながら投稿してます。
パンデミックの状況など、当時ならではの情報もそのまま載せています。
当時の私がたくさん助けられたように、明日の旅人さんの誰かの参考になれば幸いです。
メキシコ旅は、カンクンからスタートしております。
カンクンでは、観光らしい観光は下記の1日しかしておりませんw

チェチェンイッツァ観光の翌日は、ひたすら宿にこもって今後の南米旅の準備をしてましたw
飛行機の手配・宿の確保・マチュピチュの入場券印刷・イースター島のバウチャー印刷……などなど、1日ほぼPCと睨めっこしてリゾートのリの字もないカンクン滞在となりましたw
ホテルゾーンで過ごされる方が多いとは思いつつ、庶民の私が過ごしたダウンタウンも暮らすように過ごす分には、のんびりしたいい街でした。
オススメのタコスレストランとか細かい情報をご紹介していきます。


DAY3 ダウンタウンで日常を過ごす

カンクンまで行ったのに、ビーチにもホテルゾーンにも行っていませんw 「リゾート地に何をしに行ったんや!」と全力でツッコミを入れたくなりますが、チチェンイッツァに行った以外では観光しませんでした。
カンクンのホテルゾーンは、チェチェンイッツァツアーの同行者を迎えに行く時に、車の中から景色を見ただけです。
ダウンタウンと全然違ってホテルとブランド店しかないゾーンで、さすがの一言でした。

ダウンタウンのローカル情報はあまり需要がなさそうとは思いつつ、ガチの日常の過ごし方をご紹介しますw

洗濯を頼む Laundry and shop Cancun Riviera Maya

宿では洗濯できなかったので、コインランドリーが近くにないか尋ねると、教えてくれた場所です。
案外コインランドリーないんですよね。

Laundry and shop Cancun Riviera Maya(店名)という所に洗濯物を持っていきました。
持って行った洗濯の重さで料金が変わります。
結構これ以降の中南米の旅では、こういうスタイルの洗濯屋さんが多かったので、いい練習になりました。
店の人がめちゃめちゃいい人で、英語でやりとりできます。
洗濯を預けておいて、翌日取りに行きます。
洗濯以外にも少し水やお菓子も売っていた気がします。

絶品タコス Taqueria Coapenitos

洗濯を頼んだ店と同じ通りにあったタコス屋なんですが、美味しかったです!
滞在中、よく通いました。値段もお手頃です。
かなりおすすめできるタコスレストランです。
Taqueria Coapenitos(店名)

下手すると何個でも食べられる

XXOOはコンビニ

XXOOという看板をよく見るな〜と思って素通りしていたのですが、日本で言うコンビニでしたw
生鮮食品は置いてませんが、お菓子屋パン、飲料水などちょくちょく通いました。

大型スーパー Chedraui

スーパーは、大通り沿いにあるChedrauiというところに行ってました。
これは、そのスーパーの中にあったお土産コーナー。かわいかった。
水着でもなんでもありました。

値段はドルに見えるけどペソです。

まとめ

どこにも行かず、のんびりしたっていう情報でしたw
綺麗な景色の写真も何もないw
申し訳ないくらい有益な情報がない記事になってしまった。

観光地ということもあり、治安はいいです。
夜に歩いても大丈夫でした(油断は禁物ですが)
ただ観光地価格なので、メキシコの中では物価は全体的に高めです。

ここからは、完全に独り言になりますw。
ダウンタウンの大型スーパーで感じたことです。
格差ってスゲーなぁと。
何でそんな事を感じたか?

カンクンで感じた世界のリアル

レジに並ぶと、レジ打ちの店員さんがいます。
IKEAとかのレジをイメージして頂くと早いですが、お客は自分のカゴの商品をレジ前のベルトコンベアに置きます。
レジ打ちのスタッフは、ベルトコンベアに乗った商品を会計していきます。
ここのスーパーでは、そのベルトコンベアの先にもスタッフがいました。
ベルトコンベアから流れてきた商品を袋詰めしてくれる店員さんです。

自分が買った商品を袋に入れてもらって、お礼を行ってスーパーを後にしました。
ここでフと思ってしまったんです。
まだ、これが成り立つんだなーと。
語弊を恐れずにいうと、あの袋に詰めるという仕事は必要ないんです。
そして、遠いか近いかは分かりませんが、なくなる職業だろうなぁとも思ってしまったのです。
レジ打ちのスタッフも同じ。

なぜなら、ここに来る前に滞在していたイギリスではセルフレジだったから。
こんなに私がカルチャーショックを受けたのは、ほんの3、4日前にイギリスで見てきたスーパーの姿があったからだと思います。

袋詰めの店員なんているわけありません。

袋詰めしてくれたおいちゃんは、笑顔で商品を渡してくれました。
「元気〜?」とかから始まって、少し会話をしてほっこりした気分になったのに、どこか悲しい気持ちも少し混じった変な感覚でした。
このおっちゃんたちの仕事なくならんかったらいいなぁと、思ってしまいました。

おそらくイギリスではもうない仕事が、メキシコでは仕事として成り立っている現状をどう捉えるかという心境でした。

帰り道、歩きながら色々考えました。
現代で何が一番コストかかるって人件費です。
どの仕事でも人件費をいかに削るかで頭を悩ませているハズです。
でも、人は食べていくために働いてお給料が欲しいんです。
仕事がないと、お金がないと困ります。

人間は働きたいけど、雇用は減る方向。
そして出てくるのがAI。
AIに仕事を奪われるなんて言葉もよく聞きます。
スーパーの仕事も一部を残して、AIに代わっていくハズです。
無人スーパーやコンビニが増えてきている国とまだそうではない国。
同じスーパーでも地域によってこうも違うかと見せつけられた場面でした。

以上、長い独り言でした。

感慨に浸りながら飲んだw

2024年の今、振り返って

最後の独り言は長いし、ウザいこと言ってんなぁとは思いますが、今でも思ってますw

日本でも増えましたよね、セルフレジ。
でも、有人レジも需要があるし、無人になることはないですよね。
人の雇用って大事な問題です。
まさかメキシコのリゾート地で、こんな事を思うとはという感じでなんとも言えない気持ちを思い出します。

そして、これまたホステルで同室だったアメリカ人のおばちゃんの話を思い出したので、ここでご紹介。
彼女は、歯医者に行くためだけにアメリカからメキシコに来ている人でした。
治療の間だけダウンタウンに滞在しているとの事でした。
そう、アメリカの医療費問題のリアルを知りましたね。
みんなアメリカでは治療費が払えないから、メキシコまで来て治療を受けているんですね。
メキシコまでの往復代と宿代をかけてでも、本国で医療を受けるより安いという事です。
なるほど〜!と思いました。
みんな、そんな裏技を使って病院に行っているのかと。

なんかイギリスでも近くの国へ行って、医療を受けるみたいな話を聞いたことがあります。

いいなぁと思う国でも、それぞれの問題を抱えて世界は動いてるなっていう話にまとめておきますw


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