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ツァラトゥストラの翼の読書感想文

今回の読書感想文は十津川警部ではないですよ(笑)

あらすじとしては

この本は1頁から順には読めません。あなたにささやきかける陰の声に対するあなた自身の選択と決断に従って物語が作られていきます。宝石“ツァラトゥストラの翼”を盗んだ犯人を追って、ただ1つの正解をめざしスタートして下さい。岡嶋二人が贈る、数千万、数億通りの変化が楽しめる究極のミステリー。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000160848
↑のページで試し読みができます。

まぁ、この本はすごいです。昔にゃんたんのゲームブックという漫画があったのを知りませんか?ゴールが最後のページではなく、Aという推理であれば60ページへ、Bという推理であれば178ページへというような感じです。他の本とは違ってサンプルページ内の説明にある通り、チェックリストを用意するか紙とペンを用意して下さい。チェックリストが重要になります。

内容に触れますが非常に難しいゲーム本です。見ていない物を見たという事はもちろん許されず、行っていない場所に行ったということも許されず、ズルが出来ない仕組みになっています。初見でクリアする事は100%不可能ではないかと思われます。金田一やコナンでも無理でしょう(笑)9割進んでいたとしても、急にゲームオーバーにさせられる事もあります。途中まで進んでいるなら中間地点みたいなものを作って欲しかったです。早い段階でルートを間違えると8割進んだとしても突然ゲームオーバーに突き落とされるのは理不尽、イライラせずにまた1からスタートですからね。この手の本を読むのはにゃんたんのゲームブック以来ですが難易度が高すぎます。にゃんたんは小学生向けだから優しすぎたのかな?図書館で借りてあまり時間がないため、結局はネットの解説サイトでクリアしましたがそれでも謎解きは意味不明でした。よく作り込まれてはいますがリアル脱出ゲーム好きな人でも根をあげるでしょう。もう少し簡単にしてもらえれば良かったのになぁと。

それでも推理好きで他の本とは一味も二味も違う本であることは間違いないです。紙の方は絶版になっていますが電子書籍で販売しているため、是非とも手にとって欲しいです。

では、また。

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Eiju@神奈川
読者の方を楽しませるよう頑張って記事を書いていきますのでよろしくお願いします(^○^)

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