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鍵師ギドウの推薦図書

今回はちょっと違ったジャンルの本を推薦します。

あらすじとしては

仕事も住む場所もないニート青年の孔太は、人生を悲観してマンションの屋上から飛び降り自殺を図った。通りかかった心晴に助けられ、東京の下町、谷中銀座商店街のはずれにある鍵屋、野々村十六堂に住み込みで働くことになる。小晴は介護士として働くかたわら、十六堂の手伝いもしていたのだ。十六堂の主は、鍵師・野々村多聞。
孔太はそれまでピッキングで窃盗を繰り返すコソ泥のようなことをしていたが、心晴の指導を受け、多聞の仕事を見ることで、鍵師としての力を身につけていく。

「最強の錠前」といわれる「ガヴィニエスの錠前」を開錠し、警察も秘密裡で追う窃盗犯“鍵師ギドウ”の存在を知った孔太は、師匠・多聞たちとその跡を追うが――。

ラストで明かされる「秘密」の鍵をあなたは見つけられるか!?
社会派ミステリーを得意とする著者の新境地、渾身の文庫書き下ろし。

https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55340-5


もうキャラ設定と鍵師ギドウって誰なの?という話が気に入り図書館で借りて読みました。読みやすく、男性2人と女性1人なのでちょっと銀魂のような感じもします(笑)銀魂のようにギャグがあるわけでもないですけどね。鍵屋さんの仕事や鍵にも色んな種類があって、鍵の仕様も様々で読んでいて勉強になりました。実写ドラマ化しても面白いと思うのですが作品の知名度があまりないのかなぁ。
今作品のエゴサーチなどは重要なネタバレにも触れるかもしれないのでやめた方がいいです。主人公の孔太の成長も楽しめて、面白かったです。しかも小説初心者でもドラマみたいな感じで読みやすい。

もっと自分の手先が器用で早くこの作品に触れていたら鍵師もやってみたかったなぁ。
鍵師の方って一歩、道を踏み外すと簡単に他人の家のカギを開けることも可能だろうなと思ってしまいました。紙一重ですね。


では、また。

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