【社会不安障害】暴露療法を実際に3年ぐらいやった結果
みなさん、こんにちは。
そうるです。
私は3年ほど就労移行支援事業に通い、そのうち2年は支援員として働いていました。
今回は暴露療法について書いていきます。
私自身、社交不安症を持っていて、なんとか治そうとした経験があります。
治す方法は薬物療法と暴露療法なのですが、暴露療法に関しては、独自になっています。
なので、医者に監修とかはしてもらっておらず、自分で意識してやるようにしていました。
その経験を今回は書いていきます。
まず、症状を書いていきます。
暴露療法をやる前
酔った時に気持ち悪くなるのと同じような吐き気が緊張したら出る
頭が真っ白になる。手汗がすごく出る。手足が冷える
緊張や不安を感じる場に耐えられなくなる
人に話しかけられない(店員さんなど)、人が恐怖。他人に対して過剰な緊張をする。
友達との旅行やお出かけが全く楽しめない。緊張しすぎて気分が悪い
電話応対や来客応対で頭が働かない→やるのが嫌のループ
ざっと、こんな感じですかね
とにかく、辛すぎることが多かったです。
これを改善しようとやったことが、暴露療法です。
具体的にどういうことを行なったかというと、
コミュニケーションや苦手なことから逃げず、やってみる
ということをしました。
例えば
電話応対、来客応対
上司やスタッフに報連相をする
店員さんを呼んで頼む店に行く
研修で大勢の前で発表する
仕事で人前で発表したり、講義をする
話し合いで積極的に発言する
仕事は自分から動く
苦手なことも全部やる
雑談で話をふる。司会をやってみんなを回す
こんな感じですかね
ハードルが高いな…と思われるかもしれません。
もちろん、最初はできなかったので、初めは挨拶を必ずするとか1日1回は家族以外の誰かと話すということを意識してやっていました。
その結果を書きます。
電話応対、来客応対はやろうと思えばできる(ただ今でも苦手、緊張も完全には治らない)
人に教えたり、発表することが前よりも苦じゃなくなる
普通に店員さんを呼べる
自分から電話をかけられる
初対面の人と接する時、緊張が少なくなる
友達と遊んでも、普通にご飯とか食べられる。ただ、緊張はする
緊張しても、以前のような気持ち悪さはなくなる。
不安や緊張は完全に消えない。
ですかね。
あとは、暴露療法をやって気づいたのは
自分が嫌だな、苦手だなと思うことはやっぱり苦手
ということですね。
性格は変えられないんだと感じました笑
あと、ストレスが溜まりやすい、逆にトラウマができる可能性があるということですね。
特に暴露療法はかなりストレスが溜まります。
なので、我慢しすぎると、うつに悪化したり、適応障害になったり、病気を悪化させる可能性もあるので(私自身もそうなりました)
医師などに監修してもらうことが一番なんですけどね。
独断でやる場合は、無理しすぎないことを重視してください。
まぁ、暴露療法の時点で無理はしてるんですけどね。笑
ただ、しすぎはよくないです。
もし、暴露療法を試そうとする方がいれば、慎重にやってください。
また、無理に治さない。自分を受入れるということも意識してみてください。
性格は治せませんし、無理すると壊れます。
私も無理はしないようにしています。
暴露療法をやろうとする方は真面目な方です。
自分の苦手なことを乗り越えようとする強い意識や向上心がある素晴らしい方だと感じます。
なので、そのままの自分でいてもいいと感じますよ。
本日はここまでにします。
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