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初めまして、むしょくです。発達障害を抱え、大学→一部上場企業→中小企業→ホームレス→現在フリーランス。多様な経験から得たストーリーをシェアしています。共感や勇気を届けます。ぜひお立ち寄りください。

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一部上場企業の社員から一転、無職、ホームレス、さらには役所にも助けられない存在になった男です。どんな世界が見えたのか、シェアしていきます。人助けをしたいけど時間がない、人助けの前に誰が困ってるのか知りたい、困ってる人にどうやって助けたらいいか知りたい、そんな方に参加して欲しいです。当メンバーシップの売り上げは、空き家再生及び一時的避難所や生活困窮者の支援に使わせていただきます。

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  • 「死にたい」とは

    なんで「死にたい」と思うのでしょう。どうして「死ぬ」という選択肢になってしまうのでしょう。自殺未遂をしたむしょくなりの考察です。

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2023/08/16 日記

今日はいい一日だった。 1日を振り返ってみよう。 午前8時に目が覚める。 朝の準備をして、実家に帰る彼女を駅まで送る。 帰り道に雨に降られそうになるも、無事回避して自宅へ。 自宅に帰ってからグラノラを食べたが、足りないのでその後、そうめんを茹でて食べた。梅を入れると美味しい。 昨日の夜が遅かったこともあって少し眠かったが、脚本を書くことに。 自分が経験したことを反映させた脚本に仕上がりそうだ。とりあえずプロットと登場人物のペルソナは完成させた。 夕飯は簡単に済ませた。

    • 自殺と他殺の違いと違和感

      人殺しは悪いことですか?と私が問いかけたとする。きっと大勢の人が悪いに決まってるというだろう。自殺も悪いことですか?と聞くと同じように悪いことだと言われるだろう。人を殺すことも自分から死ぬことも悪いことなのだ。 死ぬということはどういうことか「死ぬ」と言っても死に方は多岐にわたる。寿命がきて安らかに眠りについたり、病気になって命が断たれたり、思いがけぬ事故で亡くなったり、まさか殺されたり、自らの意思で命を落とすものもいる。生きている限り、死ぬのだ。当たり前のような感覚だが、

      • 気づいたら病室か、虚無の世界か

        生きることについて考えたり、死ぬことを雑談の話題にしようとすると、「重いな」とか「そんなこと考えて生きるなよ」なんて友人に言われたりする。今日みんなで食べる夜ご飯の話とか、昨日見た映画の話とかそういう話が盛り上がる。一番盛り上がるのは仕事の愚痴とか誰かの陰口だったり。そんな会話をしている時に「俺去年、自殺未遂しちゃってさ笑」なんて言おうものなら、その場は凍りつく。でも私は場を凍りつかせてでも話す。 誰も人の気持ちなんてわからない 私は相手の気持ちがわからない。わかれよとか

        • シャッターを切る瞬間

          最近身の回りにカメラを持っている人が多い。スマホについてるカメラじゃなくて、一眼レフやミラーレスカメラ。中にはフィルムカメラを持っている人もいる。私もNikonのZ6というフルサイズミラーレスカメラを持っている。こういうカメラは値段が結構高い。私が購入した時も単焦点レンズ(ズームできないレンズ)とボディを合わせて20万円くらいした。私はレンズを購入するお金はないのでその時買ったカメラでずっと遊んでいる。私の周りには機材を一式揃えたり、違うカメラに買い替えるなどしてさまざまなカ

        2023/08/16 日記

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        • 「死にたい」とは
          2本

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        記事

          富士山であそぶと何かを持って帰れる

          やっぱり富士山は楽しい 人生で一度は登ってみたい富士山。私は今年で2回目を迎えた。昨年は9月に登り強風で前も見えない状態でご来光を眺めて、死に物狂いで下山した。それでも来年また登ろうと思った。 今年は登っている途中に雷が鳴り始めた。逃げるように6号目から7号目までを1時間を切るタイムで登った。もう心臓も肺も限界を超えて使った。でもその苦しさが気持ちよかった。ランナーズハイってやつかもしれない。今年の富士山は穏やかだった。風もなく、砂嵐が吹き荒れることもなかった。また来年も

          富士山であそぶと何かを持って帰れる

          公共性を無視してまで、モータリゼーションを起こした革命家

          競合他社の概念 あなたがチーズを作っている酪農家だとしたら、競合はどこになるだろうか。一般的に考えたら、他にチーズを作っている酪農家だろう。 自動車業界はどうだろう。自動車メーカーでは他銘に流れるのを防ぐために、ブームが起きてそれに乗る形が一般的である。例えばSUVブーム、ハイブリットブーム、ミニバンブーム、BEVブームなどなど。競合他社に世界で勝つには法律をも変えていかなければいけない。 しかし、過去にはとんでもない方法で自動車業界に革命を起こした男がいた。その男の名は、

          公共性を無視してまで、モータリゼーションを起こした革命家

          多様性の違和感

          #未来のためにできること みんなが生きられる世界。そのみんなに障害者や外国人、ホームレスは含まれますか? みんな違ってみんないい いつから多様性とか個性が叫ばれる時代になったのでしょうか。それで救われた人もいれば、分断し差別されていった人もいるでしょう。 どうしてLGBTQのパレードにはたくさんの人が列を作るのに、障害者雇用の賃金の低さに声をあげる人はいないのでしょうか。 鈴と小鳥とそれから私。みんな違ってみんないい。 教科書にも載っている有名な詩が、個性は認め合い、

          多様性の違和感

          脳筋に騙されて自己肯定感を下げてはいけない

          病院の先生から「適度に運動してくださいね」と言われたり、友人から外に出て陽の光浴びるのもいいよと言われたり、Twitterで「筋肉が全て解決する」と言っているツイートを見たり。 何かとうつ病と運動や筋トレは紐づけて考えられがち。 今回はそんな常識のようなものに一つ物申していきたいと思う。 運動には向き不向きがある 厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告」/令和元年によると、20代以上の運動習慣のある男性は33.4%、女性は25.1%である。病気にかかるかからないに関わらず、

          脳筋に騙されて自己肯定感を下げてはいけない

          「君って水のような人だね」

          会社を20時に出発し、現地に到着したのは23時。 撮影は翌朝2時から始まった。 名ばかりの前入りである。 コーディネーターとして現地にいた私は、主に運転を任されていた。基本的に撮影中は見てるだけ。ロケってカメラマンとか音声さんとか監督、照明さん、いろんなプロが力を合わせてやってるんだな〜〜ってのほほんと見ていた。 なんのためにロケ地まで行ったかというと、撮影のお手伝いを頼まれていたから。撮影に使う車両の運転や、監督のドライバー。要は雑用係だった。それに特段不満もなかった。

          「君って水のような人だね」

          あなたの優しさが辛い

          人の気持ちになって考えてみる、ということがどれくらい難しいことなのかはよくわかるだろう。それでも人の気持ちになって考えて行動したくなってしまうのが人間の性。 「今はあなたの優しさが辛いの、もう放っておいて」 この言葉を言われた私にはどうすることもできなかった。というよりどうにかしないといけない状況なのに放っておくって、どうすればいいんだと固まってしまっていた。 私は平たく言えば「優しい人」。 でも言い換えれば「おせっかい」。 悪く言えば「人の気持ちがわからない人」だとい

          あなたの優しさが辛い

          住所がないと、誰も助けられない。

          私は2ヶ月間、家がなく車上生活をしていました。 その間も仕事へ行き、病院へも通い、弁護士さんとも打ち合わせをしていました。 仕事は広告代理店の営業。 長期休職から復職したばかりでしたが、遅れを取り戻そうと必死に働いていました。 病院は休職の原因となったうつ病の治療のため。 週2回は必ず通っていました。カウンセリングも受けています。 弁護士さんとは、自己破産の相談のために法テラスへ。 膨れ上がった借金と、安定しない収入のため、債務整理を決意し通っていました。 私が家を無

          住所がないと、誰も助けられない。

          今からできる、脳の『雑念』の消し方

          あなたは社会人でしょうか。 それともこれから社会人になる学生でしょうか。 社会人とは呼べないほどの立場におられる方でしょうか。 あなたには人生計画がありますか? この会社でこんなキャリアを積んで、いつ頃には結婚して家を買って、孫を見せたいからこれくらいには子どもを、みたいな。 まだ学生の人はそこまではっきりとはしていないかもしれませんが、いい会社に入るために今日も頑張って勉強するぞ、みたいな感じでしょうか。 それ、全部ぶっ壊れます。 キャリアは思ったように積めません

          今からできる、脳の『雑念』の消し方

          「ちゃんと食べてる?」

          みんなそう聞いてくる。 友達も先輩も後輩も病院の先生も役所の人もケースワーカーさんも親も。 そう聞かれたら決まって 「うん」 と答えることにしている。 食事は難しい。 朝昼晩と食事をするのが基本らしい。 栄養素も考えて野菜なんかも摂っちゃったりして。 タンパク質や鉄分も考えるとお肉も必要。 でも環境のことを考えるなら大豆ミートがいいとか? つくる側になったとしても難しい。 今日ご飯何にするって、家族に聞いたとしても大抵は 「なんでもいい」 なんでもいいならチャーハンとお味

          「ちゃんと食べてる?」

          あなたは人間を免除されます。

          「あなたは人間がしなくてはいけないこと、してはいけないこと、なんでもしていいのです。人間免除ですから、好きにしていいですよ。」 私は人間ではなくなった。 日本国憲法で守られている、最低限の生活も保証されない。 病院に行っても保険がないから高くていけない。 お金もないから買い物もできない。 そんな国を変えたい!と思っても投票権もない。 私のことをひどく扱う奴には罰を、と思っても 人権もないから守られない。 「すみません、お金がなくて、はらぺこなのですが、何か買うためにお金を

          あなたは人間を免除されます。

          店員さんは怒っている?

          「いらっしゃいませ」 コンビニに入るといつも、店員さんの低い声が聞こえてくる。 ランチに何を食べようか迷っているうちに店内は混雑し始めた。 どんどん少なくなっていくおにぎり。 サンドイッチもありだな。 いや、お弁当でも、、、。 結局、お金がもったいないからと、 おにぎり2つに700mlのお水を手にレジへ並んだ。 ちょうど12時を15分ほどすぎた頃。 レジには多くの会社員だろうか、スーツの人やオフィスカジュアルの人が並んでいる。 「お次の方どうぞ」 並んでいた割には早く

          店員さんは怒っている?

          自分を「愛する」という難しさ※ネタバレ注意

          最近Twitterを始めた。 いわゆる「闘病垢」というもので精神障害を患っている人たちが集まって励ましあったり許しあったりする界隈。 初めてみたはいいものの、ものすごく違和感を感じる。 それは「精神病患者以外を排除しよう」という雰囲気だ。 当人たちにそんな気概はないのかもしれない、私はたまたま当事者だから界隈に入れているのだけれど、「どうせ普通の人になんて、私たちの気持ちはわからない、いや、わかってくれるな」という無言の圧力を感じる。 映画、『ミッドナイトスワン』をみた

          自分を「愛する」という難しさ※ネタバレ注意