裸になってもみてまだ何か着ているような気がするんだ状態
ライチの香りがする芋焼酎、だいやめの炭酸割りをよく飲んだ一週間だった。これがあまりに美味しいものだから、飲まずにいる時間は世界が灰色に感じられ、もはや何が楽しくて生きているのかわからなくなってしまった。
だいやめを飲みきったので次は茜霧島と赤霧島をカクヤスで注文してみた。むろん炭酸割りで飲んだ。茜霧島のほうは桃のような香りがする。紅茶っぽさもある。香料を使っているわけではないのに不思議だ。一方、赤霧島は赤ワインを感じさせる渋みがありつつも、茜霧島に比べると芋っぽさが強い。これはこれで美味しい。しかし茜霧島のほうが好き。なぜならその香りにハイチュウを思い出すから。
だいやめ、茜霧島はさっぱりしていて飲みやすいので、ついついぐびぐび飲んでしまう。二日酔いになるほどではないけれど、飲酒をすれば確実に睡眠の質は低下するから、なかなか疲れが取れない。今週は頭が働かず、まったく調子が出なかった。脳のポテンシャルの30%も引き出せていなかったように感じる。
毎年毎年、季節の変わり目を迎えると調子が狂う。特に夏から秋が一番つらい。今年もその時期がやってきたと思うと暗い気持ちになる。
水曜からくしゃみと鼻水が止まらなくなった。家に帰ってきたら鼻が詰まって息苦しく、呼吸も浅くなり、かなり気分が悪くなった。仕方がないので部屋を暗くして横になり、口で深呼吸をしてやりすごした。自律神経もぶっ壊れているのがわかる。暑いわけでもないのに体が火照りがち。もはや限界は近い。
神経が昂ぶっているためか、コーヒーを飲むのと動悸がするので、あまり飲まない方が良いのだろう。しかし常に眠いからどうしても飲まざるをえない。油断して辛いものを食べたりすると、通常以上に胃腸にダメージを食らう。この時期はお腹の調子も良くない。それで去年は腸活を心がけていたのだが、いつの間にか諦めていた。
何をしていてもすっきりしない。ブランキー・ジェット・シティの「SOON CRAZY」という歌に「裸になってもみてまだ何か着ているような気がするんだ」という一節が登場する。まさにそのような感覚だ。家にいるにも関わらず、帰りたいと思ってしまうような心境に似ている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?