時間がないようであるようでないようであるのか
一週間が過ぎるのが早いし、一ヶ月が過ぎるのも早い。況んや一年をや。すべてが秒。歳月人を待たず・・・。
昨日はスタジオ練習があったのだが、ギターを忘れて出かけるという初めての失態をおかした。このところ渋谷のスタジオに預けっぱなしにすることが多かったので油断していた。加えて新しい機材を持っていくことで頭がいっぱいでメモリから弾かれてしまったようだ。ギターはスタジオで借りられるから大して問題にはならなかった。おそらくライブ会場にギターを持っていくのを忘れる日もそう遠くない。その日に備えて今のうちから一芸を磨いておきたい。やはりダンスが良いのではなかろうか。
ディズニープラスで配信されている『マーダーズ・イン・ビルディング』がおもしろい。おもしろすぎる。ここ数年で一番好きなドラマだ。配信されているエピソードはすべて観た。現在シーズン2まで制作されており、毎週一話ずつ配信されている。
舞台はニューヨークの歴史ある高級マンション「アルコニア」。スティーブ・マーティン演じるチャールズは、かつて刑事ドラマの主演を務めていたベテラン俳優だが最近は特に仕事もない。マーティン・ショート演じるオリバーはブロードウェイの演出家だが過去の大失敗から仕事を干されておりやはり暇を弄ばしている。セレーナ・ゴメス演じるメイベルは職業不詳のアラサーで、彼女もまた時間を持て余していた。彼らはアルコニアの住人だったが顔を合わせても挨拶する程度で、互いに深入りするほどの仲ではなかった。
ある晩、アルコニアに警報機の音が鳴り響く。住人たちは避難を余儀なくされる。ティム・コノという住人が死体で発見されるが、警察は状況から自殺と断定する。マンションから締め出されたチャールズ、オリバー、メイベルは近場のレストランで居合わせる。そこで彼らが実録犯罪もののポッドキャストの熱心のリスナーという共通点が明らかになる。推理好きの三人は、死亡者は自殺したのではなく殺害されたのであり、その犯人はアルコニアの住人に違いないと断定し、独自に捜査を進める。そして、それをそのままポッドキャストの番組にするのであった・・・。そんなお話。
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