お前にインセプションしたの俺なのだが問題

渋谷や新宿など人が賑わう場所を歩いていて、「今日はなんだか誰も道を譲ってくれない・・・」と感じる日があります。老若男女、あらゆ人々から「お前のほうが退くのが当然だろ」と見做されているような気がしてならない。これは獣としてのプレゼンスが低いということなのでしょうか。ひとまずの対策として正面から向かってくる人たちの顔をじっと見つめるようにしています。なぜそんなことをするのか。相手の顔を見据えて肩をぶつけてくる人はいないと考えるからです。

隙あらば誰かに肩をぶつけたいと思っている輩は、私たちがよそ見をしている瞬間を狙います。奴らは匿名性を保ちつつ後腐れなくカジュアルに暴力を振るいたいと考えているのでしょう。しかし、そうはさせない。そんな都合の良い話はない。私は「顔ォ、覚えたかんな」とでも言いたげなそぶりで、向かいからやって来る人の顔を手当たり次第じろじろ見つめるようにしています。そういう気持ちの悪いことをしていると、人々は肩をぶつけるどころか自然と私のことを避けるようになります。さて・・・・・・。

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日記と夢日記

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