あつまれどうぶつの森の昆虫を写真で紹介!!
はじめましての方へ
はじめまして、昆虫写真家の村松です。
Webメディアの昆虫写真図鑑ムシミルの運営やフリーのカメラの仕事、大学講師などやっております。
講師の仕事は写真や画像加工の勉強の方です。学者ではないので、虫の先生ではないのであしからず・・・(よく聞かれるので)
あつまれどうぶつの森との出会い
ところで、あつまれどうぶつの森ってゲーム知ってますか?
Nintendo Switch(ニンテンドースウィッチ)で遊べるゲームで、ツイッターを見ていてもこの話で盛り上がったりしています。
昆虫のメディアを運営しているのですが、ある日「ヨナグニサン」という昆虫のアクセスがのびているのに気が付きました。
ヨナグニサンとは日本及び世界で最大の蛾として有名な昆虫なのですが、ちょっと調べてみると、そのゲームに登場していることがわかりました。
これは、ゲームを通して本物がどんなのか気になっている人も多いのではないかと思って、写真で紹介したらたくさんの人が喜んでくれたり、昆虫に興味を持ってくれるのではないかと思ったんです。
こんな感じで紹介してくださる方もいて喜んでおります☆
その記事がこちら
書き始めたら、ゲームの中の「虫取り」で集めることのできる昆虫は80種類もいるとわかりました。
あまりにも多いのでせめて半分ずつにしようと思って前半と後半に2ページに分けています。
そちらの記事を見てもらったら全部乗っているのですが、noteでも一部紹介しようと思って書いています。
登場する昆虫の実際の写真(ないものもあります)と、その昆虫に一言コメントつけています。昆虫写真図鑑ムシミルで図鑑ページを作成してるものはそちらの案内もつけています。
ここでは10種類だけ紹介したいと思いますー
記事の方とはできるだけ違う写真で紹介しています。
昆虫紹介
No.01:モンシロチョウ
みんな大好きモンシロチョウです。白い印象が強いと思いますが、実は黄色みもあったりします。
幼虫はアオムシと呼ばれるイモムシで、意外に可愛いのですがキャベツについていたりするので農家さんには嫌われます。
しかし、成長のスピードも早いので飼育観察するにはもってこいな昆虫です!
モンシロチョウの飼育の記事もあります。気になったら見てください!
No.14:ヨナグニサン
ヨナグニサンは日本で世界で最大の蛾とされています。とにかく大きいのですが、日本では南西諸島でしか見ることはできません。
他にも大きな蛾としてはシンジュサンやヤママユなどがいますので、そういったものに出会えるとヨナグニサンの大きさもつかみやすいかもしれません。
写真は昆虫館で飼育されていたものですが、とても大きくて興奮しました!
No.17:トノサマバッタ
バッタの仲間では1位2位を争うくらい有名なバッタではないでしょうか?
数が増えると凶暴になるなどの不思議な生態を持っていますが、普段外で見るトノサマバッタはおとなしいものです。
ちなみに、今の時期(4~5月)にも茶色いトノサマバッタのようなバッタを見つけることがあります。
でも、そいつはたぶんツチイナゴです(笑)
No.27:ミンミンゼミ
ミーンミンミンと鳴くことで有名なセミですが、関西の方ではそんなに見かけないセミです。いても、少し田舎の方とか山地の方に多くなります。
関東ではとても良く見るセミなのだそうですが、関西はクマゼミの方が多いんですね!
No.40:タガメ
ゲームをやっている人は、ゲームの中でタガメを捕まえてはお金に変えたりしているのでしょう。
しかし、現実でそれをやると犯罪になりますので注意してください(笑)
実はタガメは数が急激に減っている絶滅危惧種で、販売や販売目的での捕獲が禁止されました。
もともと珍しい昆虫ではなく、昔はタガメはどこにでもいる普通の昆虫だったのに、そんな普通だった虫が法律で規制されてしまうほどに環境がおかしくなってきているというのは怖い話です。
No.44:ハンミョウ
美しい肉食のハンターです。
キレイな色彩を持っていますが、大アゴが強力に発達しており、他の昆虫などに噛みついて捕食してしまう獰猛なハンターです。
しかも走るスピードは瞬間移動したかのように見えるくらい素早い動きをするので、野外で観察する時には注意深く見ておかないとすぐに逃げられてしまいます。
飛翔もするのですが、近づくと少し飛んでは降りる。また近づくと飛んで降りる。を、繰り返します。
その姿から「ミチオシエ(道教え)」の別名もあったりします。
No.45:タマムシ
美しい昆虫の代表といえばこのタマムシです。
ヤマトタマムシとも呼ばれ、その美しさは装飾品などにも利用されてきた歴史もあります。
飛んでいる姿もキラキラしていてきれいなのですが、よく飛ぶので捕まえるのは難しかったりします。
なのに、キラキラしていて目立つので道路などに落ちているのはとても良く見かけるので不思議なものです。
No.49:ホウセキゾウムシ
ホウセキゾウムシは海外で見ることのできるゾウムシです。
この仲間は日本ではみることができないのですが、この昆虫もタマムシと同じくその美しさから工芸品やアクセサリーとして利用されています。
お土産などでもよく売られている昆虫です(生きたものはいないけど)。
No.51:オオセンチコガネ
とても美しい甲虫の仲間ですが、実は動物の糞を食べる糞食性の昆虫です。
こういった生き物が自然の中での動物の糞などを土に返すのに一役買っているのですね!
その美しさもさることながら、実は地域によって色彩に変化もあります。写真のオオセンチコガネは青から緑っぽい色彩ですが、赤色のものや黄色っぽいものまでレンボーカラーとして揃えられるくらいにバリエーションに富んでいます。そのためコレクターなどの人気も高い昆虫です。
No.66:ナナフシ
ナナフシは細長い体を持ったことが特徴的な昆虫です。
一般にナナフシと言えば「ナナフシモドキ」という種類を指すことが多いのですが、ほかにも短めのナナフシにはトゲナナフシやトビナナフシなどもいます。
写真は「ナナフシモドキの幼虫時代」の写真です。サクラの葉っぱなどを食べますが、開花のタイミングがぴったり合うと、このように花の上で撮影できることもあります。
まとめと感想
今回はゲームに登場する昆虫を実際の写真で紹介してみました!
ゲームからでも昆虫に興味を持ってもらえたら嬉しい限りです。
もっと詳しく知りたかったり、他の70種類の写真も見たかったら記事の方をご覧ください。
昆虫写真図鑑ムシミルでは、よく見る昆虫を中心に、写真集に載っていてもおかしくないような綺麗な写真を使って、図鑑としての情報も一緒に紹介しています。他にも、昆虫に興味を持ってもらえたらと思って飼育の記事なんかもたくさん書いていますので、よかったらのぞいてください!
それでは今後とも「ムシミル」をよろしくお願いします!!
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