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【4/22阪神戦●】森岡コーチとてっぱちの、全力疾走

いつも思うのだけれど。

私は、森岡コーチがコーチャーズボックスまで、ベンチから全力疾走する姿を見るのが好きだ。

それが、6点差で迎えた9回の裏でも。

森岡コーチが三塁のコーチャーズボックスに入ったのと同時に、てっぱちは打席に立った。

私の好きな曲とともに出てきたてっぱちは、初球を打って全力で一塁に向かった。それはショートゴロとなり、あっという間にアウトになった。

私の好きな曲、なんて言ったけど、この曲を好きになったのは、てっぱちが登場曲にしていたからだ。それで知った曲だ。よく考えたら曲名はわからない。だいたい私は最近の曲を、あまりにも知らない。ヤクルトたちが使う曲と、子どもたちがTikTokで仕入れてくる曲しかわからない。それでも神宮で聴く曲はなんだか、自分の中にあらゆる情景とともに、染み込んでいるような気がする。

あっというまに終わる9回裏の攻撃を見ながら、去年のあれは、奇跡みたいなことだったのかもしれないな、と、なんだか思う。

次の日の試合が始まると、昨日の試合は随分前のことのように思えるし、新しい新しいシーズンが始まるとそれはもう、随分昔のことのように思える。

だけど今日、1点も取ることができなかったこの試合でも、なんとかしたい、なんとかしたいと、たぶんみんなが思っていた。それは、いつものバックネット裏2階からだって、ちゃんと感じとれた。森岡コーチの全力疾走も、てっぱちの全力疾走も。いつだってみんな、なんとかしたいと、そう思いながらそこに立っている。

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