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教えて!お金の神様「現在45歳ですが、80歳完済の住宅ローンを組んでも大丈夫でしょうか?」

Q. 現在45歳ですが、80歳完済の住宅ローンを組んでも大丈夫でしょうか?

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A. 問題ないです。ただし、定年後も返済をできる貯蓄をしっかりと計画して貯めましょう。

確かに定年までに完済できることは良いことなのですが、80歳の完済計画でも問題ありません。なぜなら賃貸の物件に住んでいる人は定年後も家賃を支払うわけですし、さらに現在は低金利で総支払額はあまり変わらないからです。大切なのは、定年後でも返済できるように貯蓄を残すことです。
また、団体信用生命保険(団信)を活用することで保険効果も生みますので、この保険効果も上手に利用することをお勧めします。

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よくわかる解説

80歳の完済で住宅ローンを組むことに問題ないです。
定年までにローンを完済しないといけないという考え方を持つ方がいますが、確かに定年までに完済した方が良いです。しかしながら、「定年で収入がなくなるから」という思いであれば、無理して完済する必要はありません。賃貸の家に済んでいれば定年になっても家賃は引き続き、支払う必要がありますし、しっかりと老後の為の貯蓄があれば、定年になっても引き続き住宅ローンを返済していくことは可能ですので問題ありません。

現在は低金利の時代です。ローン完済を60歳(15年)にしても80歳(35年)までにしてもトータルで支払うお金があまり大きく変わらないからです。また、住宅ローンの期間が長い方が団体信用生命保険(団信)に入れば、返済期間中は保険効果もあります。一番悲惨なのは60歳(15年)で住宅ローンを組んで頑張って返済した場合に返済期間が短いのでその間の貯金も大きくはできません。そして、60歳で無事に完済できて、「ローンもなくなり、老後に住居代の心配もない」と思っていた矢先に万が一、心不全などで亡くなったり、ガンなどの重篤な病気になってしまったら貯金があまりないので、その先の生活がなかなか厳しいです。
しかし、80歳完済で住宅ローンの返済していれば、余裕を持って返済することになるので老後資金の貯蓄をすることも可能になるうえに、万が一、亡くなったり、重篤病気になっても団信で以後の住宅ローンの返済が免除になります。この場合だと貯金もあるので、その先の生活も問題がありません。

このように万が一のことが起きることも考えて、低金利の時代は利子の負担が少なく済むので長く借りることがお勧めです。50歳以降に借り始めるとさすがに80歳までは無理ですが、住宅ローンは最長35年間、80歳まで組めることが多いです。

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