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しっかりとしたライフプランニングを建てるためのコツ

昨日公開したnoteで保険ショップなど、ソフトを利用したライフプランニングは受験対策費まわりの費用が足りず、将来的に教育費が不足することが懸念される話をしました。
(まだお読みでない方はぜひ昨日のnoteを読んでから本日のものを読んで頂くことをお勧めします。)

近年、特に首都圏で受験をする方は下手すると高校生活3年間で必要なお金よりも高校受験で必要な受験代の方が高くなり、その金額は数百万円必要という(ある意味)驚くべきことをお話しました。実際に計画したライフプランニングより数百万円も受験対策の費用で上振れしてしまうと将来の予定が狂ってきてしまい、住宅ローンの返済計画への影響や老後資金が不足する問題になります。

なぜ、このようなライフプランニングに陥るのか?と私は考えました。
その結果、ライフプランニングの計画はライフプランニングを設計するソフトだけでは不充分で、足りない部分は提案するプランナーさんの経験やセンスにどうしても依存せざるを得ないということに行き当たりました。

これがファイナンシャル・プランナーとしての能力・実力の差として出る部分です。もちろん、プランナーさんご自身が実際に経験していることでも違ってきます。とはいえ、例えば、60代のプランナーのご自身やお子さんが経験した時より受験対策で必要な費用、相場が違っていますので、単純に年の功、ベテランだからと言って良いライフプランニングが計画できるかと言うと残念ながらそうとは限りません。

ファイナンシャル・プランナーの有資格者であれば、基本的なライフプランニングは建てることが当然できますが、そのライフプランニングが実態に即しているかどうかは経験やセンスによります。
多くのコンサルティング経験や実際に自分の人生で体験したこと、多くのニュースや情報を幅広く知っているなどのソフトだけに頼らない多方面での能力が総合的に活かしたライフプランニングを設計してくださる方を見極めるのが大切です。
そのしっかりとしたライフプランニングを軸に保険や住宅ローンに加入することがとても大切です。保険ショップのプランナーさんにももちろん優秀な方はたくさんいらっしゃいます。ただし、担当者を選べないことも多くあります。

私がおすすめする方法はしっかりと経験が多い方の話をマネーセミナーなどを通じて聞いてみて、自分に合った経験豊富な方を自ら選ぶことが良いと思います。また、保険ショップを利用する場合もセカンドオピニオンとしてショップでないFPの方にも相談してみると良いと思います。
そのちょっとした行動や見極めの差が将来のマネープランに大きな差になってきます。特にお子さんをお持ちの方は小中高までは公立校と思っていてもその時の子供の意志で中学から、高校から私立になると受験対策費用も含めると大きく変わってきます。しっかりと信頼の置けるファイナンシャル・プランナーと一緒にライフプランニングを建てることをお勧めします。

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