見出し画像

教えて!お金の神様「共働き夫婦ってどれぐらいの貯金額が適正なのか教えてください」

Q. 共働き夫婦ってどれぐらいの貯金額が適正なのか教えてください

画像1

A. 世帯年収や生活環境などで適正な貯金額は異なりますがが、不測の事態になっても大丈夫な金額の貯金額を持っておくが大切です。

子供がいない家庭であれば、「3年で1千万円の貯金」を超えることが目標になります。また、子供がいる家庭でも夫婦の月額の手取り額の25%(1/4)を貯金に回すをお勧めします。また、ボーナス支給があれば、夏と冬の2回のうちの1回分相当のお金を貯金すると良いです。

画像2

よくわかる解説

世帯年収や生活環境などで適正な貯金額は当然異なりますが、ここでは「貯金をしたいという意思がある」前提で「子供がいるか、子供がいないか」の場合を分けて目安をお話したいと思います。

まず、「子供がいない」家庭からお話するとズバリ!共働きしている手取り収入が少ない方のお金を全額貯金することをお勧めしています。例えば、ご主人様が年収500万円、奥様が年収350万円だとします。この場合、奥様の手取り収入が約250万円を少し下回るくらいになりますので、250万円弱を全額貯金に回しましょう。「この収入でそんなに多くのお金を貯金できるの?」と思われるかもしれませんが、世の中、世帯年収500万円で奥様が専業主婦、子供2人で生活している家庭はたくさんいます。ぜひ奥様を扶養してるというイメージで挑戦してください。

誤解がないように言いますが、これは「貯金をしたいという意思がある」という前提での貯金額のアドバイスということをご理解頂きたいと思います。
この方法を着実に実践すると3〜4年ぐらいで1千万円くらい貯金を貯めることができます。独身時代の2人の貯金額+年間(手取り相当額の)250万円程度の貯金をすれば、3年間で1千万円程度の貯金額に到達できます。
仮に1千万円の貯金目標を0円からスタートしたご夫婦でも3年で世帯年収程度の貯金額を達成しています。

次に「子供がいる」家庭です。夫婦一方の手取り額を全額貯金というのは現実的に難しいと思います。これはお子さんの子育てに大きくお金が必要になるからですね。子育て家庭の方は、夫婦の月額の手取り額の25%(1/4)を貯金に回すをお勧めします。また、ボーナス支給があれば、夏と冬の2回のうちの1回分相当のお金を貯金すると良いです。これは、私がアドバイスの実績でお子さんが中学生になるくらいまでは実際に貯められている家庭が多くあります。

貯金額が増えてくると自然と「幸福感」や「自信」で満たされてきます。また、「安心感」もあるので、お守り効果も抜群です。特にこのような新型コロナウイルス感染症で自粛をするご時世だと私と仲がいい友達にいますが、ボーナス支給が今年の夏は取りやめになってしまったり、派遣切りにあって秋以降の仕事を探しているという不測の事態になっても違う受け止め方ができ、安心して世の中の情勢の変化に対応することができます。「貯金を頑張ってたくさん貯めたい」方はご参考にしてぜひ貯金にチャレンジしてみてください。


この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?