虫籠窓

社会人です。思い付くまま、日常のふとした事や、好きなこと(芸術、食物、映画、本など)を…

虫籠窓

社会人です。思い付くまま、日常のふとした事や、好きなこと(芸術、食物、映画、本など)を書いていきたいと思っています。月2回更新を目標にしています。暇つぶしにお読みください。

最近の記事

奈良一人旅に行ってきました!

どこかに行きたいな〜と思う休日。 そういや京セラ美術館でルーブル美術館展やってたな〜京都に行こうかな? そうだ、あえて奈良へ行こう! という流れで奈良に行ってきました! 奈良に行ったのは小学校の修学旅行以来。 冷静に考えると20年近く前です。ヒィ とりあえず今回の旅では、定番中のド定番の東大寺に向かうことにしました。 駅から東大寺まで、店が並ぶ大通りを通り、階段を登るとそこには… 興福寺が目の前に現れます。 中には、黄金に輝く釈迦如来坐像や四天王立像などがあります。

    • 広島現代美術館に行ってきました。

      ちょっと前(GWに入る前)に広島に行ってきました! 尾道には行ったことがあるのですが、広島市付近に行くのは初めてでした。 今回の目的はリニューアルされた 「広島市現代美術館」。 この美術館になにか思い入れがあるというわけでは無いのですが、せっかくリニューアルされたなら行こう!という面白いもの見たさで行ってきました。 広島駅まで新幹線。 駅から美術館までは歩きです。 と、ここでひとつの失敗が。 Googleマップによると徒歩で22分とあったので、街の探索でもしながらのんびり行

      • 子どもの頃の遊び場所

         天気が良かったので、ふと子どもの頃遊んだ公園に行っていました。子どもの頃といっても小学生低学年くらいの頃なので、もう20年近く前かもしれません。親に連れられていったり、友達と一緒に何度も遊びに行ったりしましたが、小学生高学年にもなると、他のもっと遊べる場所に行く、と思うようなこじんまりした公園です。  その公園は、温水プールや野球・イベントなどを行うグラウンド、コテージ、テニスコートなどがある一帯の、市営住宅が立ち並ぶ裏手にあります。  その日はとても天気が良くむしろ暑

        • インスタントカメラ〈チェキ〉を買った

           最近、コロナ禍で旅行にも気軽に行けない中、自分の中で「何かを始めなければ…」という気持ちが強くなり、以前から気になっていた「チェキ instax SQUARE SQ6」を購入した。  もともとミラーレス一眼の「eos M2」を持っていたが、ここ数年ろくに触っておらず、去年に兄が「新しく買った車の写真撮りたいからカメラを貸してほしい」と言うので貸してそのままになっている。  「eos M2」を買ったのは、大学卒業前だった。十数万のカメラを買う踏ん切りが、この時にやっと着い

        奈良一人旅に行ってきました!

          近況,そしてこれからのこと

          以前投稿した記事は1年以上に前になってしまいました。お久しぶりです。 恩師からのアドバイスで始め、いっぱい投稿しよう、と始めたnote、まったく更新できない状態でした。ですが、これからはぼちぼち更新しようと思います。 実は、ここ一年、自分とは無縁であろうと思っていた、「心の病気」というものになっていました。精神科の先生によると「うつっぽい状態」らしい状態らしいです。 令和2年度に支所に異動になってから、これまでにいた職場とは全く違った業務となり、また支所のため社員数が少

          近況,そしてこれからのこと

          BOOK AND BED TOKYO 京都店に泊まりました。

          先日、京都に用事があり、その際「BOOK AND BED TOKYO 京都店」に泊まってきました。以前から泊まりたいなと思っていたので、良い機会でした。 まず立地ですが、京都駅から地下鉄に乗り、阪急京都線河原町駅、または京阪祇園四条駅を降りてすぐのところに、BOOK AND BED TOKYO 京都店が入ったビルがあります。公式HPの写真に載っているように、四条通りを挟んだ向かい側には南座が見えます。こう言うと観光客が多くて外がうるさそう、と思ってしまいそうですが、ビル自

          BOOK AND BED TOKYO 京都店に泊まりました。

          ワシントン州オリンピアに行ってきました

           お久しぶりです。以前の投稿は4ヶ月前!バタバタし、また怠惰と怠惰が積み重なり、まったく投稿が出来ていませんでした。  さて、今年はこの10連休という驚異のGWを利用し、ワシントン州の州都であるオリンピアに行ってきました。4月から新年度が始まり、バタバタで休まる日が無く、GWはひたすらゴロゴロするかーと思っていたのですが、10連休なんかそうそうないぞ...と思い、思い切ってGWが始まる一週間前に航空券を予約しました。  飛行機に乗ると、日本人の多いこと多いこと。やはり皆さん考

          ワシントン州オリンピアに行ってきました

          カタストロフと美術のちから展に行ってきました。

           先週、一泊二日で東京に行ってきました。そして、かねてから行ってみたいと思っていた、森美術館で行われている「カタストロフと美術の力展」に行ってきました。  カタストロフとは、インターネットで調べると、① 自然界および人間社会の大変動。変革。 ② 劇や小説の悲劇的な結末。と出てきます。今回の展示の解説では、括弧書きで「大惨事」とかかれています。自然災害、戦争やテロ、難民問題、個人的な悲劇、これらに出会ってしまったとき、美術はそれをどう表現するのか、美術は社会をよりよくできるの

          カタストロフと美術のちから展に行ってきました。

          山城知佳子「土の人」を見て

           気づけば11月になりました。あれ、ついこないだまで8月じゃなかったけ…猛暑とか言ってなかったけ…とか考えながら、紅葉した木々を見上げています。  さて、この前の土日に京都に入ってきました。駆け足のお出かけだったので、行きたいところをピックアップして行きました。行きたいところというのが、「国際報道写真展」、かの有名な「吉田寮」、「京都芸術センター」でした。「国際報道写真展」は学生時代から毎年観にいっています。私のあまりにも狭い世界と視界に、「今現実に起こっていること」を、も

          山城知佳子「土の人」を見て

          土日に京都に行って、世界報道写真展と京都芸術センター、そしてかの有名な吉田寮に行ってきました。

          土日に京都に行って、世界報道写真展と京都芸術センター、そしてかの有名な吉田寮に行ってきました。

          坂越に行ってきました。

          気づけばもう9月の終わり・・・一ヶ月に2回は更新したいと言いながら、しんどいしんどいと言って怠けていたら、もうこんな時期になってしまいました。無念。 この前赤穂市の坂越に行きました。海辺の町で、伝統的建造物群による古い町並みと秦河勝ゆかりの大避神社などがあります。近くには、特別保護地区生島があります。生島は神域として人の立ち入りが禁止されている島です。祭りの日しか人が入らないため、原始の森が保たれており、学術的にも非常に価値のある場所らしいです。すごいですね。  さて、坂

          坂越に行ってきました。

          西尾維新大辞展に行ってきました。

           友人に誘われ西尾維新大辞展に行ってきました。私と西尾維新との関わりは、高校生の時に「化物語」のアニメが始まり、そのアニメーションの表現力の凄まじさとストーリーの面白さに惹かれ、DVDを買ったり原作本を図書館で借りて呼んだり、と言うものです。大ファンという程でもないですが、空いた時間に西尾維新の本を見つけて、ちょっと暇つぶしに読もうかなと思って読み始めたら止まらなくなって最後まで読んでしまう、という関係です。  さて、西尾維新大辞展ですが、それはもう物凄い熱量でした。作品ご

          西尾維新大辞展に行ってきました。

          小学生の時は、台風が来て家中の雨戸を閉めて、昼なのに真っ暗になったリビングで過ごすのを楽しく思っていましたが、大人になると現実が見えてきてしまいますね..._(:3 」∠)_

          小学生の時は、台風が来て家中の雨戸を閉めて、昼なのに真っ暗になったリビングで過ごすのを楽しく思っていましたが、大人になると現実が見えてきてしまいますね..._(:3 」∠)_

          懐かしい匂い

          最近暑いですね。とてつもなく暑い。熱中症対策はしっかりしましょう。  きょうは「匂い」について。匂いと言っても花の匂い、カレーの匂いとかでは無く、「ふと昔のことを思い出す匂い」です。  ふとした時に、「あ、これはあの時の匂い」と感じ、ひどく懐かしい気持ちになることがあります。夏など特に顕著です。小学生時代の夏休みのビジョンが強く印象に残っているからでしょうか、夏の早朝の匂い、ひぐらしが鳴く夕方の匂い、夜の匂いで、小学生時代のラジオ体操、虫取り、花火の記憶が蘇ります。

          懐かしい匂い

          好きな本の紹介 「屍鬼」

           私は本を読むのが好きだ。読書家と言う程たくさんは読んでいないと思うが、本を読んで、自分では経験出来ない世界、人間、感覚、ストーリーを知るのが好きだ。今回は、私のおすすめの本を紹介する。  「屍鬼」小野不由美著  私は小学生の頃から、小野不由美先生が好きで、十二国記、悪霊シリーズ、その他の本も、おそらく出版されている本は全て読破していると思う。その中でも、最もお気に入りの「屍鬼」は全5巻に渡る超大作で、学生時代の卒論のテーマも「屍鬼」の影響を受けて決めた。  さて、

          好きな本の紹介 「屍鬼」

          知っているということ

           私は博物館や美術館が好きだ。  思えば、私が美術館や博物館が好きになったのは、(あるいはその存在に気づいたのは)大学生になってからである。もっと言うと、イギリスに短期留学をした時からである。  少し話は変わるが、以前、少し話題になった「文化と教育の地域格差」という記事を読んだ。一部を引用すると、「都会と地方の教育格差で問題なのは、貧富の差では無く、「教育や文化」を『見たことがないから知らない』こと」ということが書かれている。それを読んで、私は「そう言われると確かになあ」

          知っているということ