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出生後緊迫した状態に。縫われる痛みを体験しながら

こんにちは。むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが自分と子を受け入れて、笑顔で子育てできるように活動しています。

今回はタイトルの通り、出生後は緊迫した状態でした。

前回の引き続きです。
まだ読んでいらっしゃらなければ、こちらをどうぞ↓↓↓


出生後、緊迫した状態に

テレビなどで見る出産シーンでは、

赤ちゃんがお腹から出て来た瞬間、
「オギャーオギャー!」と泣いていることがお決まりの光景。


私も当たり前に、そのような光景が見れると思っていました。

でも、私が目の前で見た光景は正反対でした。


私の赤ちゃんの場合、出てきた瞬間、泣くこと無く

周りの大人たちの緊迫した状態。


NICUの小児科の先生や看護師さんは赤ちゃんのために
一生懸命対応してくださっていました。


私のお腹をグリグリ押す、産科医の先生と、助産師さんも

とても心配そうに、その緊迫した状態を見守っていました。


私は出産後、頭がぼーっとしており

いまいち、状況が掴めず。

でも、「何かがおかしい」


理解できていないなりに、その場の雰囲気を感じ取り

よくわからない、「なんだか心配」という感情だけがありました。


麻酔が効いていない状態の縫われる痛みは激痛!

緊迫した状態の横で、私は静かに出産後の処置をしてもらいました。


産科の先生と助産師さんにお腹グリグリされ
(これがまた、痛いのさ!)

やっと胎盤が出てきました。「ニュルン」と。


今回私は会陰切開をしませんでした。

具体的な説明はされていませんが

きっと、35週で早産で、赤ちゃんの頭が8cmだったので
「切開しなくても行ける!」と思ってくださったのでしょう。


しかし、赤ちゃんが出た瞬間に会陰が少し破れてしまったようで
縫ってもらう必要がありました。


 

「今から処置しますね!」と産科の先生が簡単に説明してくれました。


先生は「麻酔を打ちますね」と言って

「プスッと」何箇所か刺しました。


そして、次の瞬間

「ブサッ」と針で刺され

糸がスーッと走りました。


全部、何されているかわかるくらい感覚がはっきりとわかりました。

なんと、まだ全く麻酔が効いていなかったのです。


「いっっっった!!!!」と、瞬間に私は叫びました。


激痛!!

「陣痛よりも痛い!!!!」


本っっっ当に、めちゃめちゃ痛かったです。

産科の先生のことを
「この人!鬼!!!!」と思いました笑

 

直ぐに先生は、私の状態を察してくれて

手を止めて、麻酔を追加してくれて

「少し休みましょう」と、数分くらい時間を置いてから
再び、処置が行われました。


麻酔が効いて痛みが治まり

私は、ホッとしたと同時に、再び、赤ちゃんの方に目を向けると

なんと

小児科の先生が、赤ちゃんの口の中に器具を入れる瞬間でした。


「挿管」と言って
上手く呼吸できない場合に、器官に管を入れて、人工呼吸器をつけて、呼吸を補助するための処置です。


「へ!!??挿管!!??」

「なんで??」と、私は全く状況が掴めずでした。

 

一通り、赤ちゃんへの処置が終わった後

助産師さんが、私の携帯を足早に持っていき

何枚か写真を撮ってくれました。


離れ離れになることを見越して、撮ってくれたんだと思います。


そして、

「お母さん、赤ちゃん大丈夫ですからね」と
小児科の先生は、私に声をかけてくれて

赤ちゃんのベッドを押して、分娩室から退室されました。


赤ちゃんはNICUへ運ばれていきました。

 

全てが終わったのは、夜中の4時。

助産師さんが
「ここで寝てても良いよ。疲れたでしょ。お疲れ様でした。よく頑張りました」
と言ってくれました。


その後、私はいつの間にやら寝てしまい

次、起きたら朝の7時でした。


出産が終わって心の底からホッとした

目が覚めて、分娩台から起きあがろうとすると

縫ったところに激痛が走りました。

看護師さんから痛み止めをもらい、少し和らいだものの

座ると縫ったところが、引き伸ばされて激痛で

普段のようには座れず

円座に座ることで痛みを和らげながら、その後は生活しました。

 

「出産って凄い。女性って凄い」

「私は女性として、大仕事をこなしたんだ」と

心の底から思いました。


出産って、「命懸け」というけれど、本当だ。

私の場合、出血量は500mlくらいで、「多量」に含まれるそうでしたが

私は、何事もなく出産を終えることができて

ホッとしました。


今回は、ここまで。

妊娠から出産までのエピソードを具体的に書きました。


次回からは、いよいよ生まれてきてくれた赤ちゃんである
長女、むしゃ美についてです。


以上です!!最後まで読んでくださってありがとうございます!

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