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好きなものずっと好きでいさせて/好きなものが嫌いにならないように

雑誌づくりも、

映画づくりも、

そして、展示・博物館づくりも。

そして、たぶん服づくりも、店づくりも、人づくりも、町づくりも。

結構「好き」が必要だと思う。
しかも、それは作品に露骨に出る。論文でも、展示でも、博物館でも。
(あ、たぶん雑誌でも映画でも服でも店でも・・・)

映画も雑誌も博物館も少しずつシュリンクしはじめているけど、やっぱり楽しい、やっぱり面白い、やっぱりカッコいい、やっぱり目指したいと思わせられないと続かない。

好きなものずっと好きでいさせて。

博物館、ずっと好き。だけど好きでない部分も見ている、そういう部分の方が目に映るのかも知れない。

悲しい思いをして博物館を去っていく人、やりきれない思いで苦しい立場に立たされている人、変えたいと思いながら大きな組織の前に何もできない人、そうした人たちを見るにつけ、「好きでいさせて」あげたいと思う。

もう法改正という奇跡に期待するのはやめよう。
少しずつ、少しずつ着実に現実を変えていかなきゃ。

好きなものを、みんながずっと好きでいられるように。

※写真は olive 2020




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