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新・水滸伝 初日!

八月納涼歌舞伎 初日おめでとうございます。

第三部「新・水滸伝」が熱い!

澤瀉屋を浴びてきました。

主要メンバーだけが目立つのではなく、お弟子さん方が大活躍でセリフも多い。澤瀉屋の芝居ではよくあるけど、歌舞伎座ではそうそう無いテイスト。とうとう納涼歌舞伎に澤瀉屋イズムがやってきた!という感じ。

横内謙介さんの脚本は泣くとわかっているけど、こんなにも今の心に響いてくるとは。信じる力は人の心を何度でも蘇らせるのだ。

横内さんのTwitterの言葉

「三代目猿之助が、療養生活に入られた時、しばらくは大きなモノは出来ないけど、こんな時こそ、意欲ある一門の若手たちに、ちゃんと名前のある役、見せ場のある役を作って渡し、鍛え、未来に向けて種を撒こう、と言う決意で産み育てた作品(水滸伝)。時代はまわる。繰り返す。」

この精神が四代目不在の今も生きることになるとは。改めて澤瀉屋の底力を感じる作品です。

そして。。。。

誰よりも、猿之助さんにこの舞台の熱い想いが届いてほしい。伝わってほしい。観たら元気になる。

ラストの梁山泊のメンバー全員が集結したビジュアルに「一人じゃないんだ」と感じてもらえるはず。ここは全体が見えるお席で見て欲しいです。舞台写真に手を出さない私もここなら買う。欲しい。


歌舞伎座の舞台機構をフルに活用したダイナミックな演出。シーン別のライティング、シンプルな装置、大きな月、そして素敵な音楽。スーパー歌舞伎の世界観が歌舞伎座で蘇りました。澤瀉屋の皆さん、猿之助さんが育ててきた若手たちのチームワークが最高です。

幕が下りた後、久しぶりの幸福感。希望で結ぶ猿之助イズム。最高でした。またすぐに観に行きますよ。

詳しい感想はMAGAZINEでお話していきます。


aya


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