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通ってしまいそうを超えている

面白くて通ってしまっています。

今の私は純弥さん暁人さんの芝居が面白くてたまりません。

篠原演芸場で行われている「Team純弥公演」恋川純弥さんを座長に、今月のために集まったメンバーの劇団です。

メンバーの一人、劇団暁の座長、三咲暁人さんもワクワクさせてくれる方。純弥さんと中心になり芝居や舞踊ショーのアイデアを考えているようです。

私はお二人がやりたいことに興味があります。だから、毎日違うお芝居や舞踊ショーにまんまとハマってしまった。初日以来、休演日と1日を抜かして全て観ている状態。

我ながら驚いています。でも次の日も観たくなるのですよ。このザワザワする気持ちが大衆演劇なのでしょうか。

歌舞伎のように約25日間、同じ演目を上演し続ける良さをしっています。稽古3日で初日を迎え、日ごとに進化して千穐楽に完成形になる歌舞伎。

大衆演劇は毎日芝居が変わります。しかも今は昼夜で芝居が違うのが主流になってきました。夜の部の終演後に翌日二つ分のお稽古をしているのです。

正直、一つの芝居の上演回数を増やしたらクオリティが上がるのでは。。と素人の私は思っていました。

でも、今は感覚で「そうではないのだな」と思うようになりました。その一日に全力で臨むから、役者さんの。。劇団の普段の力が見えてくるように思います。私はそこが面白いのです。

そのことを感じることができたのは純弥さんのお陰でもあります。新たな楽しみの扉が開いてしまった。

毎日のように観ていると一つとして同じものがありません。芝居も舞踊も。引き出しの多さ、臨機応変さ。これが足を運んでしまう理由です。

純弥さんの座長としての手腕を改めて体感しています。芸の幅広さ、芝居、日舞、ダンス、三味線、太鼓、歌。そしてライティングもこなし、猿之助さん以来のワクワクに私は浸り中です。

先日のラストショー「三人吉三」はビジュアルから新鮮。歌舞伎とは違ったショー仕立て。歌舞伎を知っているから倍面白く感じます。

純弥さんの和尚

お坊は暁人さん、お嬢は長谷川桜さん。

また、22日のお芝居は「飢餓海峡」です。先月、純弥さん誕生日公演で上演した作品。今月は全て昼夜同じ作品を上演です。

舞踊ショーで予告がありました。

昭和のサスペンス。主人公、犬飼を純弥さん。犬飼を慕う八重を暁人さんです。一途な愛が真実を引き寄せます。

暁人さんの女方が素晴らしかったのと、前回のホール公演から、小さい小屋での上演で純弥さんがどう演出するのかも楽しみです。

仕事帰りに行くことが多いので遅刻の常習犯ですが、大衆演劇は雰囲気が寛容なので気を楽に入っていけます。自由な空間が心地よくなってきました。


ここからは今までの舞踊ショーの純弥さんを紹介しながら初日から前半の印象をお話します。

※舞踊ショーは撮影OK。基本的にTeam純弥はSNS投稿もOKです。(ゲストによりNGの場合あり)


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