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再演を楽しむ

篠原演芸場 Team純弥公演に通っています。

千秋楽の29日まであと4日です。

今月、観ながら私自身についての気づきがたくさんありました。純弥さんを観ながら心が浄化されることがたびたびあり、本来の私が見えてきたように思います。

心が喜ぶこと。

好きな役者さんに触れ、芝居に触れ、私が楽しいと思う中にいること。その楽しいと思う連鎖を起こすこと。

猿之助さんが私に根付かせてくれた芝居愛を、再燃させてくれたのが純弥さんでした。

毎日お芝居が変わる大衆演劇は好きな役者さんの様々な表情を見ることができます。また、昔から受け継がれてきた芝居もあれば新作もあります。

新作なのに一日しか上演しないことがほとんど。いろんな理由があるとは思いますし、大衆演劇界では当たり前かもしれませんが、本当に貴重な一日なのだと実感できるようになりました。

そして、その現実に全力で挑む大衆の役者さんのことを想うと何だか熱いものがこみ上げてくるのです。

先日、Team純弥のお芝居が「飢餓海峡」でした。

とっても嬉しかったです。先月の純弥さんの誕生日公演に初演され、再演はしばらくないかなと勝手に思っていたからです。

再演の楽しさを教えてくれたのは猿之助さんです。ワンピース歌舞伎の時は毎回ブラッシュアップされて面白かった。同じ芝居か?と思うほど(笑)

前回の反省点が生かされたり、演技が深まったり。例え細かく気づかなくても作品の印象が変わると思うのです。

今回の飢餓海峡はブラッシュアップされてすごく面白かった。主演の純弥さん、相手役の暁人さんの演技の深まりは感動でした。

感想を聞いてください。

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