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「森の石松」余韻とクラファン

猿之助と愉快な仲間たちの第2回公演「森の石松」は楽しかったなぁ。心地よい余韻に週末の仕事がサクサクいきそうです。

公式Twitterに千穐楽後の集合写真が掲載されました。猿之助さんをはじめ、皆さんがいいお顔!カーテンコールで猿之助さんから事の発端の話が、また、毎晩のインスタライブで青虎さんが最初からの経緯をお話しくださいました。話を聞けば聞くほど奇跡だという思いと感動が湧いてきます。

想えば、当初は私の手元のチケットは1枚でした。200人のキャパですし、観たい方がたくさんいるだろうと考えていました。でもまさかの苦戦。初日近くになっても完売の日はありませんでした。今月に入り、2枚チケットを増やしました。通い仕事をしている身としては15時開演はちょっぴり難しい時間でした。

それでも結局、10公演中7公演は完売になったそうです。猿之助さんがカーテンコールで教えてくださいました。観たくても叶わない人もいた、とも言ってました。猿之助さんは想定できる限りの気持ちを察して、そういう方々も含めて「仲間たち」だと感謝しているのが伝わりました。

急に思い出したのですが、千穐楽は、段之さんがめちゃめちゃパンダメイクで唇が太く真っ赤でした。タイミングは猿之助さんの座長の踊りの後、座長の登場に劇団員が駆けつける場面。段之さんのバイト先のメイクという設定ですけど、市瀬さんたちは段之さんが自分たちのほうを向くと笑っちゃってたのに、猿之助さんは真正面から見ても動じず演技してた(笑)仲間に会えた喜びの芝居を通していたのがさすがです。

段之さんだけでなく、千穐楽バージョンでも攻める姿勢の皆さんが胸アツで感動でした。日々、良くするために容赦なく手直しを入れていくのは澤瀉屋ならではです。新作は特に顕著です。インスタライブで大知くんが「お芝居をどんどん変化させていくのがすごい!」みたいなことを言うと、喜介くんが「ずっとそういう環境だから」と。澤瀉屋は鍛えられますね。

その喜介くんの笑顔に今回はノックアウトでした。楽しそうで嬉しそうなキラキラオーラは、これが本当の大衆演劇なら追っかけていたところです。危ない危ない(笑)これから注目したいと思います。

ラストの挨拶で、この勢いで3回目に繋げたいと猿之助さんが。その時は青虎さんに演出をしてもらうそうです。先代は役者を育てたけど、今、演出ができるのは自分(四代目)だけと。だから自分以外の演出家を育てたいそうです。猿之助さんは出演する側に徹すると言っていました。来年で考えているみたい。公式Twitterも残して時々発信していくようです。

そして、公演は終了しましたがクラウドファンディングは25日㈪まで行っています!

公演に行けず、ストーリーを知りたくてモヤモヤしている方は、猿之助さんの直筆サイン入りで台本が手に入りますし、普段使いできるブランケットやタンブラーもあります。

私はトートバッグを申し込みました。公演後半、猿之助さん演じる佐与吉がずっと持っていました。「ここにいる人たちは申し込んだはず。していない人は猿之助の呪いがかかるよ」と佐与吉が言ってました(笑)デザインが可愛いのですよ。マチもあっていろいろ入りそうです。

それにグッズは欲しくないという方は、グッズなしの応援枠もありますのでご安心を。ご興味ある方は一度サイトを覗いてみてください。下記にリンクを貼っておきます。

目標金額はクリアしていますが、猿之助さんは1000人を目指したいようです。あと少し!頑張れ!

歌舞伎座休演明けから歌舞伎座を引っ張ってきた猿之助さんは、そろそろ違う方向を向き始めたのかもしれません。何だかそんなことを感じる公演でした。

aya



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