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「飛ぶが如くに」立川立飛歌舞伎 千穐楽

昨日、28日に無事に千穐楽を迎えました。4日間の公演だったのであっという間でした。

立川駅から会場までの道中が遊歩道のようになっていました。緑あふれ、おしゃれなお店が並んでいました。何より’気’がよかった。清々しい雰囲気に約10分の道のりが楽しかったです。

そして、主催である立飛グループの本気というか、会場(立川ステージガーデン)の本気を感じる公演でもありました。入口では幟が迎え、玄関を入ると’まねき’や絵看板が華やか。グッズ販売とイヤホンガイドは歌舞伎座でお顔を見る皆様でホッとしました。

会場スタッフの方は歌舞伎に慣れていない感じでしたが、とても親切で歌舞伎に寄り添っていてくれたと思う。

コンサートホールとして使用している普段は、客席で飲食不可らしいのですが、「この公演は。。」とアナウンスをきちんと入れて飲食可能にしてくれていました。お弁当販売も行ってくれて嬉しかったです。

初日の混乱していたことが千穐楽までに修正されたのが感じられたのもすごい。また、舞台横の大画面モニターを撮影する方も進化していたと思う。お陰様で3階席でもオペラグラスなしで観劇できました。

私が一番に感動したこと。
それは桜吹雪です。初日から工夫を重ねてくれたのがわかる。こういうのに弱いのですよ。澤瀉屋の芝居は日々進化。そこにスタッフの本気が加わる。お客を楽しませたい。。その心意気に包まれた時、幸せだなと思うのです。

桜吹雪の中を猿之助さんに翔ばせてあげたかった。

それがどんな光景だったのか、また、三人の忠信の千穐楽の感想をお話します。


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