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姪と超歌舞伎に行ってきた

日曜日は姪と歌舞伎座に行ってきました。

姪は14才です。彼女が生まれた時、私は病気で声が出ない状態でした。連絡をもらって病院に行き彼女を抱きました。ものすごく軽くて、でも命が重くてただただ涙しました。

心の中でたくさん話しかけました。すでに歌舞伎ファンだった私は「一緒に歌舞伎座に行こうね」とその時から語りかけ、何十年後かを夢見ていました。

それがこんなに早く叶うとは。

もう一人の姪、その子の妹が9才で星になりました。入院生活が長かったため、姉のほうを時々連れ出して映画やミュージカルを観に行っていました。劇場は慣れた空間です。

それでも歌舞伎座はハードルが高いと思っていました。それを可能にしてくれたのが中村獅童さんの「超歌舞伎」です。前回の新橋演舞場の公演を観劇したら楽しかったらしく、誘ったら来てくれました。

この日の歌舞伎座第一部は満員御礼でした。また、獅童さんのお母様の御命日。いろんなご縁を感じながら楽しみました。

今年を頑張った私へのご褒美の一つなのかな。姪には三階のお迎え席で宙乗りを見せてあげたかった。これが猿之助さんだったらと思うけど、きっと未来のお楽しみなのだと思う。

二人で楽しんだ歌舞伎座のことを聞いてください。


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