マガジンのカバー画像

私と歌舞伎

85
感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。
運営しているクリエイター

#大衆演劇

ブログが16年目です。

2009年6月からblogを初めて丸15年。 16年目が始まりました。 アメブロからAmebaOwnd、そしてnoteへ場所を変えてきました。楽しくなくなったらすぐに止めようと思い続けて今日まできました。 始めたきっかけは、2008年8月に「亀治郎の会」で歌舞伎に出合ってから毎週のように劇場に通い、東京の歌舞伎を全て観るようになった時です。感想を作り手の皆様に届けたくてblogを書こうと思いつきました。 亀治郎の会は衝撃的でした。 15年前のblogに初歌舞伎の感想が

6月の観劇予定

歌舞伎、大衆演劇、各座初日を迎えました。 おめでとうございます。 私の今月も観たい作品満載です。 自分の頭の整理も含めて順番にご紹介です。 まずは歌舞伎座「六月大歌舞伎」昼の部 今月は襲名披露狂言が行われます。昼の部では、梅枝さんが六代目中村時蔵を、時蔵さんが初代中村萬壽を襲名。また、梅枝さんのお子さんが五代目中村梅枝として初舞台、獅童さんのお子さん方が、初代中村陽喜、初代中村夏幹として初舞台。 お祝いラッシュです。私は昼の部だけ予定していますが、姪が超歌舞伎で観た陽

猿之助さんのことから1年。

5月がスタートしました。 猿之助さんの事件からもうすぐ1年になります。 少し前まで5月が来るのが不安でした。 でも今は想像と違った自分がいます。 私が猿之助さんをラストに観たのが5月12日。それから舞台を観て寂しくて泣いたことはあったけど、舞台からの想いを受けて嬉しくて泣けたのが11月でした。大衆演劇で猿之助さんとご縁がある瀬川伸太郎さん恋川純弥さんの舞踊でした。 事件のだいぶ前、猿之助さんに直に澤瀉の紋を使用することをお許しいただいたそう。澤瀉の黒紋付で伸太郎さんの

荒川十太夫

大衆演劇を観るようになり、歌舞伎と同じお芝居がかかることが新鮮で面白い。 歌舞伎とは。。大衆演劇とは。。私にはわかりません。それぞれの工夫や技法を使って役者さんが体現することが、歌舞伎そのものであり、大衆演劇そのものなのかなと思う。 同じ外題でも物語の展開が違ったり、フォーカスする部分が違ったり。この一年で双方の違いを楽しむのも面白いと思うようになりました。 来月の浅草木馬館「劇団 暁」の公演で楽しみなことがたくさんあります。私は座長の暁人さんが創作するお芝居に興味があ

旅をするように

4月がスタートです。 今日は予定がキャンセルになりお休みでした。迷っていた松緑さんの「紀尾井町家話」の配信を見ました。一人語りversionです。 猿之助さんのことに触れていると知り、また、友人たちが松緑さんの話を聞いてよかったと言っていたからです。 有料配信なので友人たちから内容は聞いていません。ドキドキしながら見始めました。 松緑さんでよかった。ファンの気持ちを汲んでくれた。また泣いた。優しさが嬉しくて、時が経ったことを感じることができて。。この気持ちをシェアでき

改めて3月のこと

昨晩、猿之助さんのことを一気に書いたら、私の中の澤瀉屋スイッチが入っていくのを体感しました。 昨日は職場復帰をしました。また少し休んでいました。「ヤマトタケルを観に行くことにしたの」と話すと、「観てなかったの?」とか「なんで」とか「よかったね」とか。歌舞伎好きが多い日だったので盛り上がりました。 仲良しさんが「またうるさくなるねー」と。そうだった。職場では澤瀉屋と言えば私だから(笑)猿之助さんが出演していない月も「出てた?」と思われるほど猿之助さんの話をしていました。皆が

澤瀉屋

大好きな めぐさんと電話で話しました。 体調不安とか悩みとか聞いて欲しかったというより、声が聞きたかった。大事なことはやっぱり声で伝えたい。 そうしたら悩みがぶっ飛んだ(笑)私は自己価値を下げ過ぎてたみたい。追いかける人生を送っている場合ではなく、追いかけてもらう人生になりなさい。そうエールを送ってもらった。私なら大丈夫と。 私が私を信じてあげるため、今の自分を生きるため、身体の感覚を感じていくことに集中しようと思う。感覚と感情は一緒だと教えてもらいました。我慢した悲し

最近のこと

先月、自分の声で伝えたいことを伝えることができて嬉しくて、これからも観た舞台の感想を全力でここで伝えていきたいなと思いました。 「リスタート」 心機一転、歌舞伎も大衆演劇も、どんなジャンルも良いものは良い、楽しいものは楽しいとお話していきたいです。 思いついたのがアイコン。前回のものは定式幕を背景にしてました。歌舞伎の枠を超えたいかなと。 Instagramでいろいろイラストレーターの方を調べていたら、とっても優しい絵を描く方に出会いました。先月末にオーダーをし、修正

リスタート。

3月が始まりました。 先月、いろいろな気づきがありました。 声が出なくなったことで、心の声を聴くことができました。 頭で考え、先を憂いたり、人の気持ちを勝手に想像したり。 私はずっとそういう人でした。 心から溢れてくるものをそのまま感じられるようになりたいと思いました。私が本当に臨んでいることを怖がらず感じられるようになりたい。自分を信頼し、大切に思う人を信頼しようと思いました。 明日はないかもしれない。 幼くして亡くなった姪が教えてくれたこと。毎日、全力で楽しいこ

2月の観劇

2月がスタートしました。 今月も好きな舞台を観に行く予定です。 今日は歌舞伎座、大阪松竹座が初日でした。 おめでとうございます。 歌舞伎座は十八世勘三郎さんの追善興行です。もう13回忌とは。。ただただ時の速さを思います。そして会いたいです。 中村屋の皆様が奮闘する昼夜の公演。私は夜の部を予定しています。時間があったら昼も行きたいと考えています。 実は松竹座の愛之助さん右近さん壱太郎さん方も観たいと思っていましたが、唯一観劇できる日が休演日でした。とても残念です。

繋ぐこと

今日は、猿翁さん段四郎さんを送る会が行われました。 澤瀉屋のことを考え、想っていました。 私は今もほとんどネットニュースや雑誌類、TVを見ていません。良い事も悪い事も情報はもういいかなと考えています。生活が一変しています。 それでも劇場が好きです。 生活スタイルが変わっても、劇場へ行くことだけは変わっていません。演劇は私の生きる力です。 そして、ただただ。。猿之助さんが舞台に立つ姿が観たくて待っています。私が生きる理由の一つです。

有料
100

希望を持って

新年 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 2009年に始めたblogで観劇の感想を書き続けてきました。noteに引っ越してきて3年目が始まります。 有料MAGAZINE「ayaMAGA」は2年目を迎えました。想像以上の方が読んでくださり感謝です。昨年は猿之助さんへの想いを共有できて救われました。 昨年の私のnoteのビュー数は、約24万回でした。184記事ほど書きました。たくさん読まれたのは猿之助さんのことがあったからだと思っています。

私の2023年 3

今年も有難うございました。 書くことが好きで、話しをしたくて、自分のために作ったnoteです。ここに来てくださり有難うございます。 明日はないかもしれない。これが身に沁みたからこそ、来年は今日を生きる大事な人と、会って話し、触れ合う一年にしたいと強く思っています。希望を持って進みたいです。 5月の猿之助さんのことで、どんなに暗い一年の結びになるかと想像していました。でも人生というのは不思議なもの。 猿之助さんから教わった大衆演劇を平行して観てきたお陰で私は想像以上に穏

有料
100

私の2023年 2

初芝居は1月2日、初日の歌舞伎座でした。 今年の歌舞伎座は12月まで毎月観劇することができました。 2月に大衆演劇を初体験しました。昨年末の「猿之助と愉快な仲間たちリサイタル公演」で興味を持ち、その公演で知った恋川純弥さんがゲスト出演すると知って友人と浅草木馬館に行きました。そこから始まり一年で約20回ほど観に行きました。 私的には歌舞伎を変わらず観に行けたことに何だかホッとしています。それは大衆演劇の役者さんのお陰でもあります。 猿之助さんは5月まで毎月公演がありまし

有料
100