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【あ~あ 残念なピアノ弾き 残念なお休み】

あ~あ、残念だな~、と思える演奏、その残念ポイントをちょっと考えてみたいな、とふと思いました。


「残念なピアノ弾きから脱却するぞ党」(いかにもアヤシイ団体ですな~)の党首に就任しようと目論んでいる私、残念なピアノ弾きにありがちなあれこれを少しずつ考えたいと思っています。


残念ポイントには、いろいろあるのですが ― 例えばペダルやテンポ等 ― 今日思うのは休符の扱いです。


残念な演奏をしているとき、ほとんどといっていいほど「休符」にまで意識が行き届いていないですね。かつ、場合によっては、その休符が、若干短くなってしまうことも。休符がペダルで潰されてしまったり…。


自分の演奏を録音・録画してみて、楽譜と比べてみるとよくわかりますね。休符が適切に表現されているかどうか。あらら、ここ、ちゃんと一拍の休符が確保できていない…とかね~。


「休符」は、実は雄弁ですよね。むしろ、音がある部分よりもずっと雄弁と言っていい。ところが、残念な演奏では、この雄弁さをきちんと味わう「間」が台なしになっているような気がしますね。


日本のサラリーマンは休むのが下手(?)とかいう言説もありましたかね?


いずれにしても、休むのが下手なのは、残念な結果しかなさそうです。


さ、お喋りしていないで、練習に戻りましょう。

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