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『松浦弥太郎の新しいお金術』読了

こんにちわ。museです。久しぶりに本を一冊読了しました。

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松浦弥太郎さんの地に足をしっかりつけた考え方が好きで、しばしばその著作を手に取ります。実直でていねいで、しっかりと地に足をつけてふみしめながら歩いているような、そんな感じ。刺激の多いこの世の中で、すぐにフワフワと飛んでいってしまう私の意識を、文章でもって大地につれもどしてくれる感じがします。
だから、たまに読みたくなって、弥太郎さんの言葉にふれたくなって、ページを捲るのです。

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今回は、お金のお話。
特に響いた言葉はお金にまつわるモノだけではないけれど、記していきます。

素直であることとは

素直であるとはただ感心して「へえー、そうですか」と聞いていることではありません。聞いたことを素直に実行すること。

最近、職場の先輩に仕事を教わっている時に「先輩の指導内容を『理解している』けど、はたして私、ほんとに学べているのか?」と疑問に感じたことを思い出しました。学べているかいないかは正直まだわかりませんが、少なくとも「実行に起こしていない」うちはやっぱり学んだことにはならないですね。よし、やろう。と、背中を押されました。

私がこのnoteでやりたいこと

『暮しの手帖』の仕事を始めるという新しい冒険のときは、借金はしませんでしたが、今、自分が何を持っているか、ひとつひとつ整理し、把握する。いわば棚卸しのようなことをしました。人間関係、知識、経験。これまでコツコツ貯めてきた僕の「資産」を、全部この新しい冒険で使ってしまうことに決めたのです。

この部分を読んでいて「私がnoteでやりたいのはこれだ。自分棚卸しなんだわ。」としっくりきました。何かビジネスを始めようということではありませんが、いろいろと人生の転換期で世界も思いもよらぬ方向へ進みそうな今、これまでの歩みを振り返って足場を固めたいな、と。

なんとなく心に思い描いていた考えであったとしても、明文化できるかできないかってすごく大きな違いですよね。いまこの文章に出会えて良かったです。弥太郎さんありがとう。

ていねいに生きるとは

あらゆることに納得を重ねていくことが、ていねいな生き方につながる。

今回の一冊の中で、一番好きな考え方。muse的大共感マインド。
「ていねいに生きる」とか「ていねいな暮らし」ってよく聞くけど実際どんな生活のことなのよ、と思っている方は多いと思います。私も自分なりに「丁寧な暮らし」を表す言葉を探していましたが、この考え方にふれて、ストンと腑に落ちました。

忙しい日々の中で「納得を重ねていく」のはとても難しいことですが、目指すことを決して忘れてはいけないな、と改めて思いました。

しびれた「お金持ちマインド」

最後にひとつ、お金に関する本らしい言葉。かっこいい。

「人と違ったお金の使い方をするの。人と同じ使い方じゃ、成功できないわ。」

弥太郎さんが、ご友人の会社経営の女性に「お金さんとのいいつきあいとはなんでしょうか」と尋ねたエピソードの中で、その女性の答えのひとつです。

めちゃくちゃかっこいい。シビれるぜ。

12月に読みたい本

なかなか毎日本を読む時間が取れなかったりはするけれど、ひと月に1冊くらいは読みたいな、と思っています。12月に読もうと思った本も、すでに購入済みです。

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noteを書き出して、改めて文章を書くことについて勉強したくなって買ってみました。

本屋さんをふらふら歩いて、見つけたこの一冊。
これまた良い出会いとなるといいなっと。ではまた。

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