見出し画像

日記の継続方法②

こんにちは。

前回に引き続き、日記の継続方法について綴っていきます。
今回はより重要な現状の把握からスタートしていきます。
現状を知らずして、続けることは出来ないですから気を引き締めて行きましょう。

あなたは日々の思考プロセスを言語化できますか?

こんな質問を受けたとき「できる」と即答できますか。
私は「思考のプロセスは日記で出力している」と断言できます。

どういうことかというと、人間は1日に10万以上の事柄を「思考」していると言われています。
その中で「重要性の低いものはどんどん忘れている」という脳内機能が実装されています。
つまり、人生を決めている様々な物事の「思考」や「考えるプロセス」は忘れ去られ、とどまらないと言えます。

「日記=思考のプロセスを辿るため」の手段だと思います。日記を書いていないということは、現状把握できてないといっても過言ではないのです。
では日記を書くことでどんな能力がつくのか一部を紹介します。

言語化・文章力
記憶力・成長力
発想力・メンタルトレーニング

言語化・文章力

言わずもがな、日記という文章を書くことで「思考の言語化」を行い「文章を作成」していくので嫌でも力になります。
私の場合、前日のことを思い出すあるいは、今日あったことや今考えていることを的確に表現するトレーニングになります。
今まで自分が選ぶことのできる単語や熟語、名詞、動詞、副詞、形容詞を駆使して文章を取りまとめていく。

普段の生活しているだけだと、改めてそんなことするシーンは数限られているのです。一般的な会社員はそんなことをしなくても生活できてしまうことが恐ろしいです。
TVを見ている、SNSをしている、スマホで友達とラインしている、そんなことでは鍛えられない脳みそが急速に動き出します。
人間のレベルが高くなればなるほど、これらの能力は求められます。普段から求められます。

記憶力・成長力

あなたは、日々膨大な情報を浴びせられていますが、何を持って「記憶」つまり、覚えている/覚えていないを選り分けていますでしょうか。
私は「自分の意志」で「記述した」ことが記憶になると考えています。

どういうことかというと、

「記憶」=「memory」=「memo, mini」

と考えているのです。そしてその記述したことが記憶になり、その積み重ねが成長の一部に繋がると思います。
ただ成長というとそれだけではなく「無意識の肥大化」という概念もあると思うのでそれはまた別の機会にお話しましょう。

発想力・メンタルトレーニング

発想とは、「心に起こった出来事」をまとめておくことを指します。つまりそのことを日記にするのです。
物事をどのように「把握」するか、「見解をとった」のか、どういう「概念で理解し行動した」のかということです。
要するにアイデア(idea)という言葉にもありますが、一般に言語化や文章化、記憶にないことなど思いつくことはできないのです。

日々の出来事に繋がりを持たせる意味でも大変重要です。
日記を書いている人と、書いていない人との差は歴然になります。

心に思ったことを記述することで過去の自分と向き合う事もできます。
例えば1年前の自分は「セミナーの準備に追われていた」「ご飯を食べる時間もなかった」という自分を客観視することが出来ます。
その時は大変でも、後々こんな自分もいたな、という達観した考えから一時的に辛い事があっても乗り越える事ができます。
(1年後の自分が見たら、やってよかったなと思えるような感覚)

以上、現状の自分の人生を把握するため、日々の生活において「文章力」を高め、「記憶力」を維持向上していく上で、「発想力」のある人間になった実感がほしい。
それならば、日記を書くことはとてもプラスに働くと思います。

おまけ:無理をしない

私はいろんなことを習慣にしていますが、無理をしている感覚はまったくなく、むしろやりたいから続けていると思っています。(さっき日記をかいたところ)

画像1

そして、自分のテンションが上がることだけをすればいいのです。
「あっという間の1年」と感じることもあれば「色々あって良い1年だった」と感じることもあります。
私は単純に後者のほうが好きで、密度が濃い人生や生活をしていくために日記を書き続けているんだろうな、と思います。

日記を書いている人と書いていない人だと明らかに人生の「深さ」みたいなものが変わってきます。
それは年を取れば取るほど、顔に仕草に服装に、そして目に宿ってきます。
今からでも遅くはないので、まずは今日、1行から日記を書いてみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?