「龍紋鬼灯丸を救いたい」

BLEACHといえば卍解。
そしてネットなどでBLEACHを検索するとこのタイトルにある「龍紋鬼灯丸」についての話は結構見かけるものだ。
龍紋鬼灯丸とはBLEACHの護廷十三隊の中でも戦闘に特化した集団、11番隊の第三席、斑目一角の持つ奥の手、卍解の名前だ。

BLEACHファンなら当然のように知っている存在だがその龍紋鬼灯丸は作中「最弱の卍解」と読者の間では言われている。
龍紋鬼灯丸の力は作中では
・鎖で繋がった大きな三つの剣を作り出す。
・真ん中の剣には龍のゲージがあり、最初はその力は眠っている。
・戦いで斬り合う中で龍のゲージが溜まり目を覚ましていき、ゲージが最大限になると破壊力が最高潮に達する。

と他の漫画やゲームなら主人公の力になってもおかしくないようなシンプルかつロマン的な能力の武器ではある。
しかしながら作品では
・斬り合っても破壊力が高まる以外の能力がない。
・斬り合わなければ最高のパフォーマンスを得られないのに非常に脆い。
・龍紋鬼灯丸に限らず、基本的に卍解というもの一度壊れると二度と力は戻らない。
スロースターターで斬り合わなければ力を発揮出来ないのに斬り合えばその脆さから斬魄刀そのものが壊れるリスクがある。
加えていえば異能バトル的な色の強いBLEACHでは破壊力が上がる、という事以外に特殊能力がないので他の多種多様な斬魄刀の力、火や氷を出したり幻覚を見せたりするのと比べるとシンプル過ぎる。
勿論、そうした異能を真っ向から力で叩き伏せるという物も主人公の黒崎一護を筆頭に存在するのだがそれらと比べた際に今度はスロースターターである事が問題視される。
しかもその割に最大限の力を発揮してもずば抜けた最強の破壊力となるわけではなく、作中の描かれ方からするとよく見積もっても全斬魄刀の中でも破壊力は「上の中」、せいぜ「上の下」という性能。

「巨大な力があるが能力自体はシンプルで特殊能力はない」という直接攻撃系の斬魄刀の弱みと
「ハマれば格上を倒せる特殊能力を持つが相性の問題で使いづらい状況がある」という鬼道系斬魄刀の弱み。
二つの系統の弱みと強みにしても上位互換がそこそこ登場しているためにそこまで強くない、それが最弱の卍解「龍紋鬼灯丸」の見解である。

ただ一方でその持ち主である斑目一角の魅力的なキャラクター性となんだかんだで重要なキャラとして最後まで死なずに生き残った事。
何より龍紋鬼灯丸という名前とその見た目の格好良さ。
そして主人公、黒崎一護の仲間兼ライバル的ポジションだった阿散井恋次が終盤にて卍解の「真の名前」を教えられた事で更なる力を手に入れたと言ったパワーアップイベントもあったこと。
龍紋鬼灯丸にもそうしたチャンスや希望を持ち、「龍紋鬼灯丸を救いたい」と考えているファンは持っているわけだ。

前置きが長くなったがそこで自分のBLEACHのニワカ知識とメガテニストとして「神話」や「伝承」との共通点を踏まえた上での結論。

「龍紋鬼灯丸は最弱ではなく作中最高クラスの潜在能力を持つ」
という結論に至った。
と同時にもしもこの考察が正解の場合
「龍紋鬼灯丸の正体」
「斑目一角の正体」
「斑目一角が更木剣八の下で死にたいと願う理由の真意」
「歴代剣八の斬魄刀関連」などなど。
芋づる式に繋がっていったものがある。

次回からは本格的にその正体に段階を経て考察を書いていこうと思う。

とここまでの文章は実はほぼほぼコピペ。
今回noteに書く以前に別の所で書いていた文章である。
以前、といっても一昨日くらいだが。
そこからnoteに移るに辺り少し新たに考察したわけだがそこで至った最新版の見解では
「龍紋鬼灯丸は『強さ』と言う意味で性能として救える可能性は高いが斑目一角はもしかしたら『死神』としては救えないかもしれない」と言う事。
勿論、あくまで独自解釈なので見当違いは全然あり得る。
まぁ不正解なら軽く流すか笑って許してほしい。

それからあと2話ほど最初に以前投稿していた時のコピペ、その後に現在の考えを書いていきます。

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