龍紋鬼灯丸のネットの俗説3つ。
3つの俗説、というのは自分がネットで見かける範囲で目にした事であるが
・龍紋鬼灯丸はもうどうしようもなく、正真正銘の最弱の卍解であるという説。
・龍紋鬼灯丸の鬼灯には「偽り」の花言葉があり、阿散井恋次のように卍解から力不足と判断されて本当の名前を隠されている説。
・龍と鬼灯、そして剣がそれぞれ分かれている事から連想される物として日本最大級の妖怪、ヤマタノオロチ(目が鬼灯のよう、も形容され、八又に分かれた首を持つ龍)がモチーフとなった説。
メガテニストの自分もBLEACH考察動画などで龍紋鬼灯丸が最弱の卍解と揶揄されていて気になり、鬼灯の花言葉とヤマタノオロチ説にはすぐにたどり着いた。
結論から言えば自分の考察としてはこの3つの俗説全て正解であり、不正解。
全て龍紋鬼灯丸の真の姿を象る要素には違いない。
「最弱の卍解」という物、「偽り」である事、「ヤマタノオロチに連想される物」。
自分の考察から出された結論では全てそれらを満たす。
そのうえで尚、この3つだけではまだ龍紋鬼灯丸の全容を表しきれない。
龍の姿を表す中国の言葉で「三停九似」と言う言葉がある。
三停九似の三停とは龍を象る姿、龍のプロポーション、頭から肩、肩から腰、腰から尾の長さが等しい事。
そして九似とは龍が想像の、架空の幻獣であり、身体の各部位が実在する動物の特徴を模した物であり、それを融合させたものが龍であるという事。
龍紋鬼灯丸にこの三停九似を当てはめる。
「最弱の卍解」「偽り」「ヤマタノオロチ」は3つだが三停九似の三停、龍のプロポーションを示すものというよりもどちらかというと九似の各部位の特徴であると考える。
つまりあと6つの特徴によって龍紋鬼灯丸を作り出す素材が揃う。
まぁ、現段階で頭の中にある考察を整理しきっていないから6以上の特徴になるのかもしれないけれど。
話を戻して龍を象る9つ(予定)の素材をただ並べただけでは龍は完成しない。
素材全てを整合性を取って3つに均等に分けた姿こそが龍紋鬼灯丸の姿。
9つの素材をさらに3つに分けて融合、何かカードゲームのようだ。
多くのパーツがあるゆえに様々な物と繋がりがある。
だから龍紋鬼灯丸の考察を自分なりに納得するためにその考え方を流用して他のキャラや他の斬魄刀に当てはめていく事でその当てはめた他のキャラの行動原理なども整合性が取れて行く。
正確には整合性が取れてしまった、と言うべきか。
勿体ぶってフワフワした話を延々と語らせてもらったが結論の一つ、「龍紋鬼灯丸は作中最高クラスの潜在能力」と前の話で語らせてもらったが明確にその「潜在能力」がどのくらいのキャラに匹敵するかを自分なりの結論を最初に答えてしまおう。
龍紋鬼灯丸の潜在能力、それはBLEACHの小説で登場した過去の剣八、7代目剣八である刳屋敷剣八の卍解、「餓樂廻廊」並。
同じように小説で登場した痣城剣八の雨露柘榴や卯ノ花八千流の皆尽でもなく「餓樂廻廊」。
龍紋鬼灯丸の、そして斑目一角の力はそれに相当すると自分は考えている。
とここまでが以前のコピペ。
基本的に自分の中で「龍紋鬼灯丸は最弱なんかではない」と言う事は揺らがない。
しかし「龍紋鬼灯丸はBLEACHでも最高クラスの餓樂廻廊と共通点がある」からそう思ったわけである。
勿論、ある神話から共通点を見つけた。
その一方で龍紋鬼灯丸の使用者である斑目一角にも神話から読み解くことで「最高クラス」とは言えないかもしれない、と思うようになったのである。
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