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在学生が取材・記事の執筆に挑戦! 知られざる苦労と努力とは?

みなさん、こんにちは! 学生広報チームの金川・加藤・松澤です。今回は、創立100周年プロジェクトの一つ、「卒業生を訪ねるプロジェクト」について紹介します。 

そもそも「卒業生を訪ねるプロジェクト」とは?

「卒業生を訪ねるプロジェクト」は、学校法人武蔵野大学に在籍している学生・生徒が、社会で活躍する卒業生を取材し、その想いを学生自身の言葉で綴っていくプロジェクトです。

約1年かけて色んな卒業生にインタビューをしてきており、その様子はこちらからご覧いただけます!

そのプロジェクト内で、2023年6月、武蔵野大学の学生が和太鼓奏者の塚本 隼也さんにインタビューを行っています。
塚本さんは武蔵野大学出身であり、卒業後は世界各地で演奏を披露し、和太鼓の魅力を発信し続けている方。過去にはNHK紅白歌合戦にも出演されたこともあります。

和太鼓奏者の塚本隼也さんへのインタビューの様子

和太鼓奏者の塚本隼也さんへのインタビューの記事はこちらから↓

学生広報チームの私たちは、その記事を見て、とても熱量の伝わってくる記事だなと思い、塚本さんにインタビューをした学生へ、逆インタビューを実施しました。今回お話を伺ったのはインタビューを実施したメンバーの一員である、星野 烈さんと布施 凌太朗さんです。

二人が塚本さんに取材したキッカケ

オンライン取材の様子

布施さんは小学校の頃に買ってもらった、はやみねかおるさんの児童文学の本を読み、本が好きになりました。このことがきっかけで文学に興味を持ち、文学部に入りたいと考えるようになりました。そして、ゼミの授業の一環として、先輩たちが参加していた100周年プロジェクトに参加をしたそうです。 
星野さんは、国語の教員免許を取るために文学部に入り、ゼミの活動がきっかけで100周年プロジェクトに参加しました。今回、100周年プロジェクトの中で塚本さんへの取材が決まり、布施さん達と一緒に取材に向けて準備を進めていきました。 

取材・執筆に隠された努力と、取材相手の「素」を聞き出す工夫

星野さんのグループが記事を書く上で気を付けていたことは、記事を書くためにメンバー同士でたくさんのコミュニケーションをとることだったそうです。記事の中で、塚本さんの熱意や和太鼓に対する熱い思いなどを中心に伝えるために、メンバーと頻繁に話し合い、記事の構想を練って執筆したとのこと。星野さんは「卒業生を尋ねるプロジェクト」初参加で、1からこの記事を書きあげました。執筆の際には、担当の先生にもっていってはダメ出しをされながら、何回も繰り返し書き直していったそうです。なんと、タイトルを1つ決めるにしてもその案を何十個と考え抜いたのだとか。 
インタビューをするときの事前準備では、質問に優先順位をつけて塚本さんの熱意を中心に聞き出すことを意識していましたが、事前準備をしすぎて内容に踏み込みすぎてしまい、記事にしたときに読者に伝わりづらくなってしまって、伝わりやすく整理することが難しかったそうです。そして、また、インタビュー中も答えが予想されてしまうような誘導型の質問をしてしまうと塚本さん本人の言葉を引き出すことができないため、このような質問を避ける意識を持って取り組んでいたとのことでした。

塚本さんへの取材が刺激になり、自らサークルを立ち上げた

そしていよいよ記事が公開されると、星野さんや布施さんの友人や教職員の方から多くの反響があったそうです。 
さらに、星野さんは、インタビューを通して好きなことを仕事にしている塚本さんにあこがれを抱き、「自分の好きなことや、やりがいの度合を念頭に置いて就活に励むことが大切である」ということを学んだそうです。 
また布施さんも、塚本さんが大学時代に和太鼓サークルをゼロから立ち上げたということに刺激を受け、自身で映画研究サークルを立ち上げたそうです。いま、その映画研究サークルの部員が11人まで成長し、あと少しで武蔵野大学の公認サークルにもなれるのではないかと話してくれました。

星野さん・布施さんへのインタビューを終えて 

取材を経験した星野さん、布施さんも言っていた通り、グループでの共同作業は苦労する点もあれば、相乗効果が発揮される場面もあることに、深い共感を得ました。取材中に伝わってきたのが、二人とも塚本さんへの取材を楽しみながら行っていたことです。良い記事にしたいという思いと共に、人間性や考え方の部分も吸収しようという意識を持っていました。前向きな姿勢を僕自身も見習って、これからの取材に取り組んでいきたいと強く思います。(金川)
 
“取材をした人に対して取材をする”という貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
星野さんと布施さんに取材する中で、取材時の苦労や楽しさなど共感できることが沢山あり、とても勉強になりました。また、「執筆はトライ&エラーを繰り返して上達する」という話を聞いて、私は記事を書く経験を積み重ね、記事を通して人々を笑顔にしたいという思いが一段と強くなりました。(加藤)
 
今回の取材で、星野さんや布施さんの記事やインタビューに対する思いやこだわりを感じました。グループ内で良い記事を作成するために多くの会話をする機会を設けたり、タイトルを決めるために何十個もの案を出したりするなど、取材への熱意が感じられました。何かに挑戦することの大切さや物事に真剣に取り組むことの重要性を今後の取材に活かしていきたいと思います。(松澤)
 
※学年、肩書は取材当時(2024年2月)のものです

経営学部 2年生  金川 心
経営学部 2年生 加藤 佳
経営学部 2年生 松澤 秀成

【学生広報チームについて】
学生広報チームは2023年9月に活動を開始しました。創立100周年事業プロジェクトの取材を行い、武蔵野大学だけでなく、学校法人武蔵野大学の中学校や高等学校の学生や地域の方々にも武蔵野大学や100周年事業の魅力を発信できるように今後も活動していきます。

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