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彼の名はYoshitoo。


タスマニアで車を譲ってもらった時に、この子もお願いします!と一緒にやって来たYoshitoo(ヨシト)と、その日からトレーラーハウスで一緒に暮らすことになった。

沖縄が生んだ、生ける笑いのシーサーこと、Yoshitooは(そうなのか?)、その時、八重山モンキーというバンドをやりつつ、今は半年間の旅中なんだと、三線やら太鼓やら、すごい数の楽器や機材を持ち歩いていた。

八重山モンキー、そう、あの沖縄を中心に笑いと涙を届けるワールドチャンプルバンドだ。

そのYoshitooと知り合って数日が経った頃、こんなことがあった。

彼の持ち物の中に、デジタルレコーダーがあった。
音楽や環境音をなどを録音する、あれだ。

今みたくスマートフォンのない時代、
それがあれば、写真だけじゃなくて、音まで録音出来るのかーと、僕は興味津々だったけど、Yoshitooの使ってたやつは日本製。  

そんな時、ジャガイモ畑で芋を掘りながらYoshitooに言われた。

【Y】
今度日本から荷物送ってもらうけど、その時に同じレコーダーも一緒に送ってもらおうよ。

【僕】いや、でも今全然お金ないんよね。

【Y】融資しとくよ。レコーダーすぐにあった方がもっと面白いもの作れるでしょ?

まだ知り合って数日で、なんでそんなに人を信じられるの!?
人によったら逃げちゃうかもしれないんだぜ?
と驚く反面、何故か信用されてる嬉しさに飛び上がって喜んだ。

それ以以来、すっかりYoshitooに惚れこんでしまって、彼の生い立ちや沖縄の話、師匠がおばあちゃんて話、バンドの結成秘話、油味噌のレシピまで、色々聞いた。



友達の誕生日を祝いに向かう。
近所のスーパーですら、沖縄人の誇りを忘れないYoshitoo。


キレのあるMCハマーダンスでフロアを賑わせるYoshitoo。


おばちゃんに酒を奢ってもらうYoshitoo。



よく一人になって曲を作ってたYoshitoo。



問題が起こると、なんくるなるさー(なんとかなるさ)と笑い飛ばしてた。
このラテンのYoshitooイズムが、後の僕を作っていくのだった。



Yoshitooと別れた後も、ピースボートの船上でライブをやってたり、紙芝居ライブの音楽を演奏したり、学校の校歌を作ったり、石垣島に移住してツル子というBARを始めたりと、色んな国で新たなニュースが流れてくる度、刺激をもらってニヤニヤしてしまう。

そして、この度八重山モンキーで、新たにラジオ番組を始めたそうだ。

その名も、【ヤエモンレディオ!
これで週に一度は笑い転げれる幸せ。


【ヤエモンレディオ】
毎週木曜 21:00 〜 21:30
FM 那覇



笑いあり、涙ありの30分!
まだ知らない人は、試しにぜひ聴いてみると、きっとすぐに彼らの世界に引き込まれちゃうよ◎





TABI no UTA  / Yoshitoo!


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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!