分析班との関わり G編

こんばんは!武蔵大学AS班です。

6回に分けてポジションリーダーに聞いた分析班との関わりについて載せております!
第5回目となる今回はG編です!

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Gリーダー 和氣宗汰


武蔵大学4年副将、ゴーリーを務めております。
和氣宗汰と申します。

分析班とゴーリーの関わりということで、主はリーグ戦前に提示される『被ショット集計』にあります。
これは、試合でどこで(ショットされた位置)、どのようなシチュエーションで、どのコースに打たれたか、が詳細にわかるデータとなっています。

そして、このデータの強みは2つあります。

<強み①>自身の強み・弱みの裏付けとなる

例えば、自身が課題と感じることを解決しようとするときに、

自分:オフクロスの中段が弱いように感じる

→ビデオで自分のフォーム確認や自分の感覚を頼りにビデオで分析
→オフを重点的に練習に取り入れる
→しかし実態は右45°アウトサイドから打たれることが弱点なだけで左45°アウトサイドからはほぼ失点をしていない
→気づくまでに数週間かかり、結果的に課題を潰すことに時間がかかる

このように個人の主観だけ、データもない分析であるとなんとなく課題を認識し、手探りで潰す形となっています。
時間もかかってしまい非常に効率が悪いです。確かにビデオ分析や個人で振り返ることは大事ですが、はっきり課題を認識できません。

ここで分析班がデータを提示してくれた場合、

自分:オフクロスの中段が弱いように感じる

→ビデオで見ると確かに失点している
→しかし、データを見ると左45°アウトサイドは強く、右45°アウトサイドが弱い、中でも右手で打たれたものが失点が多い
→練習の中で同シチュエーションをやってみよう
→課題解決

と自分のどの部分が弱いかがはっきり数値化されており、自分の認識の裏付けとなってくれます。
先の例ではビデオを見た印象だけで課題を潰そうとしているのに対し、数値で課題を証明してから解決に向かおうとするので、効率が本当に違います。
また、自分で認識していないどちらの手で打たれたら失点しているのかが分かります。

<強み②>自分が気づいていない課題を認識できる

ここでも例を挙げます。

自分:オフクロスの中段が弱い。ビデオを見ると特にアウトサイドが弱い。

データを元にした実態:アウトサイドからオフクロスの中断に打たれた時も確かに弱い。
しかし、アンセットのシチュエーションで打たれていることが多いのでDFとのコミュニケーションが最優先。

このように①ではショットコース、ショットエリア、右左どっちの手かとショットに絞った課題提示でしたが、今回の例はショット云々より、そもそもシチュエーションに問題があった場合です。
ゴーリーはコーチングも重要になるので、どのシチュエーションで打たれ易いかが、データに入っていて非常にありがたいです。
自分では気づけないような事柄でもデータを見ることで気づき、いち早く対処することができます。

この被ショット集計ですがゴーリーにとって、リーグ戦を迎える際に無くてはならないデータだと思っています。
なぜかと言いますと強みが理由なのはもちろんですが、自身の練習の成果を証明してくれる指標でもあるからです。
このデータが自信となり、不思議と焦りや戸惑いも無くなるような気がします。
裏付けであるデータは本当に重要なものだと感じています。


プレイヤーである自分からでもわかるほどに分析班は学生日本一の為にかなり時間をかけています。
そんな分析班とコミュニケーションをより深くすることで強固なゴーリー組織を作り上げることができます。
二人三脚で目標である日本一を目指していきます。

応援のほどよろしくお願いします。


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最後に、、、
😔これから分析班を立ち上げたいけど何をすればいいのかわからない!
😫いまいち影響力が出ない!
😖プレーヤーの数値に対する関心が上がらない!
などなどのお悩みを抱えている大学さん!
質問や教えてほしい情報などありましたら、コメントやライングループで募集しておりますので是非お声をお寄せください! 

次回の投稿は 6/5「分析班との関わり クリアライド編」です!
こちらも是非ご覧ください☺️

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