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夫婦間コミュニケーションで一番大切なこと【5.プロファイル-スチール編】

こんにちは。土曜日のお昼前。自宅のデスクから今日もパチパチと書いていきたいと思います。

プロファイルは本日が最後。『スチール』についてお届けしていきます。ここまできたら自分やパートナーに当てはまるものは見えてきましたか?

今回も自分の周りの人や大切な人のことを思い浮かべながら読んでみてくださいね。

スチール(鋼・冬)

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ウェルススクエアの左辺に位置するのがスチールです。スチールは陰陽五行では冬を位置しています。スチール=鋼という名前からなんだか硬い感じがイメージされますよね。そう、このスチールは自分軸がしっかりとしているのが特徴です。

思考の方向性は内向的。これは引きこもりや家が好きな人というわけではなく、自分の内側に意識が向いているということです。

何か問題や困難なことが起きた時や何かを始めようとする時。起点になるのは「自分」です。周りに相談をするということはあまりなく、いつでも自分会議をしているのがスチールの人たちです。自分軸がしっかりしているから自分の中で答えを出してしまえる人が多いんですね。

常に頭の中は思考が巡ります。パターンや体系化も大好きなのでフレームワークや他の事例を用いながら、論理的な結論を出すことを好みます。再現性を求めることも多く、偶然の成功は成功としないと考える人も多いんです。(・・・これらの言葉に抵抗を受けまくって読めない、入ってこない人はスチールじゃないですよー 笑)

知識や勉強も大好きです。たくさんのことを浅く広くではなく、一つのこと深く深く学んでいきます。何かの専門家になることを目指したり、スペシャリスト、技術志向が強いのも特徴です。

大切にしていることは「損得勘定(メリット・デメリット)」です。それをやることで何が自分に得なのか、逆にデメリットは何かを考えています。

無駄も非効率も好きではありません。同じことをまた言ったり、やったりすることを極端に嫌ったり、無駄を極力省きながら物事を進めようとします。というよりも予測が難しいことを嫌います。予測ができないということはそれがリスクになり、やってきたことが無駄や損になってしまうからです。

事前にしっかりと準備をして、無駄や非効率にならないことを確信してから進み始めます。周りからは「あいつ、めちゃくちゃ保守的!」と思われます。でも、周りに疎いのでスチールはあまりそう言われていることさえ気付いていないですし、気にもしません。

人の感情は変化が激しく、定性的なので無駄代表みたいな部分もどこかに感じています。人の悩みとかを聞いた場合は寄り添うというよりは解決策を渡したくなります。人が関わることを極力し、オートメーション化したりシステム化したりすることを好みます。

数字には強く、頭がいい人も多いです。これからミスが起こりそうなことにもよく気づいたり、穴を見つけることがすごく上手なので、このまま進んだらどういうことが起きてしまうかを指摘し、修正させる力も持っています。

プロジェクトにはこの人がいないと必ず失敗します。逆に言えば、このスチールが関わって作り上げたものは長く続く傾向があります。一生使えるもの、長く使えるものという考え方が大切なんですよね。

洋服も買う基準は「長く着れるもの」とか「汎用性が高い(どこにでも着ていける、毎日着れる)」ものを好みます。そもそもカラフルとか複数色には興味は少なくモノトーンやシンプルなものを好みます。

乗り物で言えば「航空管制室」

乗り物じゃないじゃん! ってツッコミも想像つきますが、スチールはあんまり乗り物に例えられなくて、たくさんの飛行機が飛んでいるのをたくさんのモニターでピコピコデータで見ながら、パイロットに指示を出していくイメージです。

有名人でいえば、有吉弘行、マツコデラックス、ロバートキヨサキ、ひろゆき。ワンピースで言えば、ニコ・ロビン。歴史上の人物で言えば徳川家康が挙げられます。

全員なんだかズバズバとバシバシと的確にコメントをする人ですよね。この人たちを論破するってどうやるの・・・笑

スチールが苦手なこと

スチールは人間関係でミスしやすいです。一言でいえば、「人の感情がわからない」です。人の感情や気持ちというものはリスクだと考える人が多いです。感情にフォーカスするということは少なく、プライベートで落ち込んでいる人を見たとしても「仕事なんだからやれよ」と心ない言葉をかけたり、理詰めで追求してしまい相手を弱らせてしまうこともあります。

自分の軸がしっかりしているので、周りは自由に話しかけ辛かったり、あの人は論理的にしっかりしすぎて自分の意見をなかなか言い辛い・・・と周りから思われるケースも多々あります。要は、取っ付き辛い印象を与えてしまっています。

・・・私もスチールなのでこれ自分のことを言ってるんですけど。。この前、20人にに私の印象を聞いてみたんです。そしたら、想像以上に「話しかけ辛い、自分の考えがしっかりしているから反論や意見を言い辛い」とか多かったんです 泣  自分ではそんな風に思ってないし、大丈夫だと思っていても意外と周りにはそんな印象を与えてしまっているんですよね。

あとは、保守的だと思われたり、固いなぁ、全然前に動かないなぁとかも思われることが多いです。自分の守備範囲は自分の守備範囲!と決めてしまっている人が多いので、自分の仕事や自分が関係しないと判断すると途端に強烈なATフィールドを張ります。

「この仕事ってお願いできないですか? 誰に聞いたらいいかわからなくて・・・」

「あ、それ俺の仕事じゃないんで」

「・・・」

ふざけんなー! もっと優しくあれ! 関係なくても少しは寄り添え!! と私も身近なスチールに思ってますよ 笑

すぐ自分のフィールドに逃げ込んでしまうので、スチールがやる仕事は確実、かつ完璧に仕上げてくれる一方で、スチール自身が新しいことや領域に広がり辛いという弱点もあります。ある意味、組織やプロジェクトでは「こいつ柔軟性なくて使えねぇな」って思われていることもあるので注意が必要ですね。

無駄や非効率、あそびの中に本質や本当の学びが隠されていることもあるのですがそこが少し理解し辛い。逆いうと、その無駄や人の感情にも寄り添えるスチールは本当に最強です。

スチールのまとめ

・損得勘定(メリット・デメリット)が大切
・自分軸で内向的
・計算が早い、思考型
・システムに強い
・知識や勉強が大好き。深く深く勉強する。
・何かの専門家
・無駄や非効率が大嫌い
・作り出すものは長持ちするものが多い
・乗り物?でいえば「航空管制室」
・保守的
・自分のフィールドを守る
・人の感情がちょっとわかり辛いしリスクだと考える
・固い、動かない
・取っ付き辛い

・・・今回、スチールにはすごくきつく言ってしまいました。私自身がスチールということもありますし、おそらく自分軸があるのでこの記事を読んでもそんなに響いてないし、自分ごとにならないスチールってたくさんいるんじゃないかなぁって思ったり 笑

みなさんの周りの方はいかがでしたか? 

今回で4つのプロファイルは全てお伝えしてきました。必ずみなさんどこかには当てはまります。二つ当てはまったけど・・・という人がいればそれも正解です! 人はいずれのプロファイルも持ち併せていますが、その中から自分の特性が強いものが出やすいです。

まずはここまで読んでいただいて、「一緒にいる目の前の人が大切にしていることが違う」ということだけでも受け取ってもらえたらすごく嬉しいです。

ぜひ感想やご意見もお待ちしています。よければいいねボタンもお願いします^^

次回はこのプロファイルを理解していただいた上で、ケース(実際の事例)でお届けしていきますね。

それではまたお会いしましょう。

おしまい



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