2022年に観た映画から10選
2022年に観た映画(公開年は関係なし)から10作選びました。
今年観た本数は43作。
そっから10作とはたやすい。
例年より格段に増えてこの数なので、程度の映画好きです。
感想はFilmarksのリンクを貼ってます。
Filmarksにも今年の10本みたいな機能あったらいいのにね。
①【ベストドキュメンタリー部門】
『こどもかいぎ』
子どもが遠慮せずに気持ちを表現できる場としてのこどもかいぎ、
発達の最近接領域を考えたような寄り添い方、
素敵すぎる保育園。
知らん子の卒園式でなんでこんなに泣いてんねんワイ。
②【ベスト「過去の後悔を背負った大人が一歩踏み出す」部門】
『ラストサマーウォーズ』
映画としてはツッコミどころもあり過去のジュブナイル系映画のエッセンスから脱却できない感も否めないけど、個人的に大事なのはそこじゃない。
土方先生の回想が出た時点で激エモ最高映画となりました。
Filmarks感想はこちら
③【ベスト「地獄」部門】
『ある職場』
ひたすら続く地獄。
日本社会で働く女性の苦難を煮出したような地獄。
不自然な間すら地獄の演出と化している。
日本社会で生きる者として観といてよかった。
④【ベスト「寄り添い」部門】
『コメディ・クイーン』
なら国際映画祭で観賞。
物語自体も感動できて最高なんやけど、
個人的には「別離を経験した人間が、普通に生きてても内外から不意に襲ってくる悲しみ」がきちんと表現されていて、それが今の自分にブッ刺さった。
今年一番自分の「陰」の感情に寄り添ってくれた映画。
⑤【ベストコメディ部門】
『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
マキタスポーツの演技が秀逸。
こちらも「過去の後悔を背負った大人が一歩踏み出す」人ではある。
コメディとしてのテンポの良さも秀逸。
めちゃくちゃ面白いしほろっと泣ける。
⑥⑦⑧【ベスト「こいつら一生見ていたい」部門】
『最強殺し屋伝説国岡』
『グリーンバレット』
『最強殺し屋伝説国岡外伝国岡ツアーズ大阪編〜蘇る金のドラゴンなにわアサシンの逆襲〜』
今年一番自分の「陰」の感情に寄り添ってくれた映画が『コメディ・クイーン』なら、
今年一番「陽」の感情を作ってくれた映画は間違いなく国岡シリーズだった。
ミニシアター行くようになってほんまに良かったなと思えた作品たち。
『最強殺し屋伝説国岡』を観た時はそんなに思わんかったけど、グリーンバレットで国岡が出てきた時にすごい安心感で「おれ国岡大好きになってたんや」と感じさせられた。
ただの日常に「仕事が殺し屋」という大クセ要素を入れただけで全てが面白くなる。
国岡ツアーズに至っては、ほぼ大阪観光してるだけ。マジで何を観せられてるのか分からないのにめちゃくちゃ面白い。
一生見ていたい。何もしてない時にただテレビで流していたい。
もちろん『ベイビーわるきゅーれ』も激推し。
フィクションならベビわる、ドキュメンタリーなら国岡(すっとぼけ)。
今年は国岡がYouTube始めるというワックワクの展開。
今後もめちゃくちゃ楽しみ。
Filmarks感想
『最強殺し屋伝説国岡』
『最強殺し屋伝説国岡外伝国岡ツアーズ大阪編〜蘇る金のドラゴンなにわアサシンの逆襲〜』
⑨【ベストバトル部門】
『麻雀最強戦 the movie』
ほんまにドキュメンタリーなんか?ってレベルで感動的な展開だった麻雀最強戦2021。
マジで映画にして正解だったと思う。
何も知らない私でもめちゃくちゃ感動した。
観た次の日はたまたま最強戦2022の決勝。
映画を観てからの2022年もまた感動的だった。
⑩【ベストどんでん返し部門】
『俺を早く死刑にしろ』
舞台挨拶付きで観賞したのもあって、とても印象に残った作品。
このタイプのどんでん返しものって、カメ止めもそうなんやけど、
前半の映画としての違和感や不出来感に全て意味があって、その回収がめちゃくちゃ気持ちいい。
舞台挨拶で監督がタイマーでちゃんと尺守ってたのがめちゃくちゃ面白かった。
こんな感じでしょうか。
今年はミニシアター沼にハマり始めたのでそんな映画ばっかりになりました。
もちろんシンウルトラマンとかRRRとかFILM REDとかも最高だったし、ナトゥとか一生聞いてられる。
10本あげるならこれかなってパッと浮かんだのがこの10本なだけです。
映画館最高。
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