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おすすめ欄に載りたければ、AIに特徴を掴んでもらえるような発信の仕方を

SNSをはじめとするデジタルメディアでブランディングを効果的に行うにあたり重要なのは、特徴がはっきりしてるかどうかです。

特徴がはっきりしているブランドは、人間もそうだけどデジタルメディアの配信ロジックにあるAIにとっても「ああ、このアカウントのこういう投稿ね。内容的にこのカテゴリに仕分けとくわ」と学習しやすい。

そのためにも特徴量をつかみやすいように打ち出すこと。そなたは誰なのか。何者なのか。なんの専門家なのだ?と。アパレル店員ならどんな服のジャンルか、どんな切り口かなど。

どんな内容を発信していくかのアカウント設計や、日々の発信やコミュニケーションを通じてのAIへの最適なデータ提供。それは推薦というお仕事を日々頑張っていただいているAIへのおもてなし。

結果として、それっぽい関心に近い人には「あなたこういうのも好きかもよ」と投稿やアカウントをレコメンドしてもらいやすい。


Twitterが強化してるトピック機能もそうだし、Instagramの発見タブ、AIレコメンド主体のTikTokもそうだ。どんなジャンルなのかで、配信するような仕組みが強く働くようになっている。昔のヤフーのブランドパネルの時代や、いかにはてなブックマークに載るかといったデジタルのマス思考とはちょっと違う。

だから、デジタルメディアでのブランディングは、こういう構造の中のゲームであることの前提に立つと、結構捗りやすいと思うのです。

たとえニッチであってもしっかり消費者のニーズに刺さっており、個が立つブランドは、発信をちゃんと重ねてプラットフォームが学習できるような発信をしていれば、AIレコメンドを武器にできる。ソーシャルメディアがそれを後押ししてる。

情報流通の構造が、Googleの登場で検索が発達したり、SNSやWEBニュースの勃興期でも変わったけど、今も全然違うのよね。レコメンドも制するのです。

点のパーソナライズからのレコメンデーションもあるけど、線として捉えるべきエコーチェンバーやフィルターバブルもある。

ブランドコミュニケーションのあり方は昔と大きく変わってる。また、今の構造をうまく活かしたブランドの成功例も次々生まれている。

面白い時代になっているのは間違いありません。そして、その面白いメディアの場所がSNSなのです。

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