UXデザイナーの仕事について聞いてみた!

担当している凄腕UXデザイナーさんにUXデザインのスキル感について聞いてみました〜!
なんで聞いてみたのかというと、UI/UXデザイナーって案件の需要があるのに供給が全然足りなくて、どんな会社でどのようなことをしているのか、なにを求めて仕事をしているのかを知りたいと思ったからです。
また、最近「当事者に聞く」ということが大事だなと考えていて、データや想像だけで考えるのではなく、当事者に詳しく話を聞いて、本当の課題をしれればと思いました。

 UXデザイナーの仕事
1)土台をつくる
チームビルディングもUXデザイナーの仕事。
あらゆるポジションの方と一緒にお仕事をするからこそ、その人たちが良い影響を与え合って仕事ができるように、UXデザイナーが潤滑油になり、統括する。
2)サービスやエクスペリエンスをつくる
ユーザーの課題やニーズを認識。
ユーザーがどうされたら嬉しいのか?を言語化する。
競合他社を調べたり、代替手段として今なにを使っているのかを確認し、それを便利にできるかを具現化する。
3)組織とユーザーのニーズをマッチさせる。
いくらユーザーが求めているといっても、ビジネスとして成り立たなければ営利団体である企業では実行はできない。
ユーザーの求めていることと、組織としてできることをマッチさせることもUXデザイナーの仕事。
4)細部を設計していく。ここで、単体のユーザーとの接点をつくるとき、UIデザイナーが出てくる。

例えば、どんな内容のメールを送るかを考えることはUIデザイナーの仕事だが、どのタイミングで、どのような頻度で、どのような手段でメールを送るのかを考えることはUXデザインとなる。

ここまでやるUXデザイナーはディレクターの直下で動くのではなくもはや経営層と一緒にやることが多い。
ただ、経営判断にデザイナーをジョインさせる企業は日本ではまだ少なく、UXデザイナーは数自体少なく、希少となっている。
いるとしたら、自分でサービスを運営していて、バイアウトしてフリーランスになっている人か、海外でUXデザイナーとして活躍していた人。
ただ、最近はUXやCXが企業の最重要課題になっているので、コンサルティング会社で力を入れている。そのため、彼らはUXデザインについてしっかりした経験値を持っている。(ただしUIデザインはできない)

※CXとは?
カスタマーエクスペリエンスの略。
UXはサービスによってユーザーにもたらされる体験のこと。CXはブランド全体を通して顧客に与える感動や体験のこと。らしい。(まだよくわかっていない)

よくいるディレクターの例としては、別に解析チームがいて、降りてきた施策を回すだけの人。なにをやるかは決まっていて、進行管理をメインでやっている。
分析してました!というディレクターでも、ユーザーのニーズについてGoogleアナリティクスしか見ていないことが多い。
もっとよくいるのは、UI/UXデザイナーを名乗りながら、実はディレクターからの指示を受けて少し改善してました!というだけの方。こちらはほとんどオペレーターとなってしまってる。

カウンセリングについて
以下のことを質問するとより深くUXデザイナーのスキル感について理解することができる。

何を作ったのか?なぜそうしたのか?自分発の提案なのか?指示を受けてやったのか?誰と働いたのか?苦労したことは何か?効果検証をしたのか?それをどう評価したのか?どう改善したのか?

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