見出し画像

「写真が好きか分からなくなったんですが、どうすればいいですか?」 【1on1🗣】Vol.4

前回からの続きです。なんだこれ??となっている方はこちらをみていただけると分かりやすいかなと思います!!

要約すると、自分が本当に写真が好きかどうか分からなくなったので、カメラが好きな人に「なぜカメラが好きなのか」とかを聞いて、今一度自分を見つめ直すということをしました。この1on1を通して、もしもカメラが本当に好きではないのであればそれはそれでまた違う道を見つければいいし、肩肘張らずにみんなと話せばいいかなと思う!

7人目 【「人を笑顔にする」の考察】

7人目はコンサルの会社に就いてる方だった。これはその方に対してのインタビューというよりも、コンサルタントの経験を活かして、僕がその方の質問に答える形式だった。


「大道芸人になりたいという昔の夢が変わって今はフォトグラファーになりたい。でも、人を笑顔にしたいと言う軸は変わらない。今はカメラの技術を気にしすぎてカメラを楽しめていない。」

そんな感じのことを言うと、大道芸というツールをカメラに変えただけで目的が変わってないのはすごくいいことと褒めてもらった。
次に、「どんな立場で人の笑顔を見たいのか、誰の笑顔を見たいのか」ということを問われた。目の前の人を笑顔にしたい?それとも、別に自分が見えないところで人を笑顔にしたい?


僕は人が笑顔になれば、その人がどこにいようといいと思っている。でもやっぱり、いつも目の前で人を笑顔にしてきたし、それによって少しの自信にもつながるから、自分はやっぱり目の前の人を笑顔にしたいかなぁと思う。

僕のゴールが「人を笑顔にする」だったら少し弱いと言われた。どんな立場で誰の笑顔を見たいのかをもう少し明確化した方がいいらしい。確かに、この考え方は今までしたことがなかったので、面白い考え方だと思った。
また、僕が目指しているのはフォトグラファーでもいろんな種類がある。ラブグラファーのような場所を選ばない日常を切り取るようなフォトグラファーだったり、フォトスタジオで家族やモデルを撮影するようなフォトグラファーだったり。そういうフォトグラファーでもどういったフォトグラファーになりたいのかということも考えた方がいいと言われた。


でも、今の所、ラブグラファーのようなフォトグラファーになりたいなと考えている。それは僕が自然な笑顔が好きだからだ。それも普段過ごしている中で自然と出てくる笑顔。スタジオでの撮影がどうだかは正直分からないけど、「はーい、撮りまーす!」から出る笑顔はなぜか自然に出る笑顔ほど好きにはなれない。何か無理矢理感がしてしまう。(多分僕の問題)日常に溶け込んだ笑顔。その一瞬を撮る方がよっぽど僕の性に合ってる気がする。だからこそ、ラブグラファーのような日常に溢れる笑顔を撮りたいと思っている。

このような感じで、人を笑顔にするというゴールまでの過程をもっと明確化しなければならないと教えてもらった。今回はいつもとは違うスタイルの1on1でとても面白かったし、もっと色々自分で考えないとなって思った。

また、人を笑顔にするツールが変わる可能性もある。この先何に出会うかも分からない。なんで、カメラなのかも考える必要がある。

今の所の答えは「そこにカメラがあったから」にしておこう。

8人目 【見つけていない何か】

ー いつからカメラを持っているんですか?

カメラは好きでずっと持ってたよ。でも、カメラの勉強し始めたのは3年前でコロナ禍の時により本格的に勉強し始めたかな。


ー もう3年も?!すごいですね。

こんな状況だから一人で撮影に行くんだけど、一人で行って道端の写真を撮ったり、元々自分の撮ってた写真と違う写真を撮り始めたから、自分は今なんのために撮るのかなぁって思ったりしたよ(笑) 友達と撮りにいくのは楽しいけどね!


ー こんな状況でも、外に撮りに行って勉強する姿勢尊敬します。

カメラを持ち歩いて撮ろうと思ったのも、外に出ることがなくなって、でもカメラをやるってなったら、それが外に出る理由になるかなぁって思ったからだよ。だから、今もカメラを継続できてるの。その日の目標を立ててカメラを外に持っていくよ。
でも、みんなが人の写真を撮ってる中で自分だけ違うものを撮ってると、自分は何を撮ってるんだろうっていう気持ちになる時があるね、やっぱり。自分はなんのために勉強してるんだろうって。


ー なるほどですね、、、でも一人で写真を撮りに行くメリットもありそうですよね!

そうだね、一人で写真を撮ることで良かったことは、今まで意識して見なかったものを意識して見るようになったことかな。写真を撮ろうとするから何かを見つけようとするし。例えば、花が咲く過程とかももっと深くまで見るようになったりしたよ。それで、花の名前を調べてみたり。
ずっと何もないって言い続けてたけど、ただ意識して見てなかっただけなのかなぁとか、まだ発見できてないだけなのかなぁって気持ちに変化したよ。


今回のお話を聞いて、「なかったのではなく、探していなかっただけ。発見できていなかっただけ」という言葉がとても印象強く残った。僕は「カメラが好きか分からなくなった」とか言っているけど、まだこんなことを言えるほどの技量もないし、経験もしていないし、これからまだまだ身につけるべき技術がたくさんある。この言葉を言うのは早すぎなのかもしれない。これからもっと勉強したら、まだ発見できていない何かを発見できるのかなぁ。それをも楽しみにカメラにこれからも触れていきたいと思う。

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,412件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?