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相手の言動に反応せず、いつも心穏やかでいる方法

「どうして分かってくれないんだろう」「何でそんなことを言うんだろう」

家族や仕事、友達関係において、相手の言動や言葉に対して悲しみや怒りを覚えて、衝突してしまうことがある。

私自身、そういったことは度々起こる。後から考えたら冷静になれば良かったのに、感情が追いつかず、つい反応してしまって衝突してしまうのだ。

どうして私たちは相手の言動や言葉に対して怒りや悲しみを覚えて、衝突してしまうんだろう?
どうしたら衝突せずにお互いが歩み寄れるんだろう?
そんなことをふと考えていた。

考えているうちに、気づいたことがあった。

私たちが怒りや悲しみの感情を覚える時は、相手の言動自体がそうさせているのではない。(てっきり相手が悪い!と思ってしまうかもしれないけれど…)

相手の言動に対して、「それは××だろう」と判断する心こそが怒りや悲しみの感情を生んでしまうのだ。

判断することは気持ちが良い。正解がわかるような気がして安心するし、何より自分自身を肯定できるから。

でもその「判断する」という行為が、自分自身を苦しめてしまうんだと思った。

じゃあどうすれば「判断する」ことをなくすことができるんだろう?正直今まであまりにも無意識に行っていたから、全く考えつかなかった。


そこで久しぶりに手を取った本が「反応しない練習」だった。この本は中田あっちゃんもYoutubeで解説していて、とても良い本なのでぜひ読んでほしい。

印象的で実践したいと思ったことが3つあった。

①相手の言動に反応した時、「心の状態を言葉にする」。そうすることで、自分自身を客観視することができる。

沸き起こった怒りの感情を「解消する方法(自分自身の問題)」と、その後「相手とどのように関わるか(相手との問題)」は分けて考える。ほとんどの人が2つの問題をごちゃごちゃにしてしまっているそう。(確かに怒りの感情を解消するために、相手にキツく当たってしまうことがあると思う)

過去は忘れる。相手をいつでも新しい人と思う。(「あの時も◯◯だった」と過去のことを引っ張り出して相手とぶつかってしまうこともあるので、なるほどと思った。)

相手の言動に怒りや悲しみを覚えて衝突してしまいそうになった時、いつも心に留めておきたいのは、「理解し合いたい」という気持ちだ。

もし一瞬でも「相手を言い任せたい」とか「とりあえず怒りの感情を相手にぶつけたい」という気持ちを持ってしまいそうになっても、その時は一度冷静になって振り返りたい。


「理解し合いたい」という気持ちさえあれば、相手と衝突することがなくなると思うし、仮にぶつかってしまったとしても、最終的にはお互いが歩み寄れるんじゃないかと思う。

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