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話を聴いてくれる人がいることの大切さ

「周りの人に悩みを相談しても、解決されない」
ずっとそう思っていた。だから悩みを抱えていたとしても、心の蓋は閉じたまま、毎日を過ごしていた。

相談をしても相手から返ってくるのは、大抵はアドバイスだった。アドバイスを貰うことは有難いことのはずなのに、納得感を持てなくて、結局モヤモヤが解消されることはなかった。
(私が頑固ということもあるかもしれないけど…汗)

そんな私に、「人に相談することの大切さ」を教えてくれたのが、今の彼氏だった。

彼氏に相談しても、アドバイスは全くなかった。そのかわり、私の話にしっかりと耳を傾けて、
「その時、春香はどう感じたの?」
「どうして春香は◯◯したいと思ったの?」
など、これまでになかった角度で質問をされた。

すると最後には不思議なもので。
相談した当初は、自分1人では考えてもいなかったことや整理できていなかったことに気づくのだ。

「人に相談することで、こんなにも心が軽くなるものなんだ…」

初めてそのことに気がついた。まさに1人じゃ気づけなかったことだ。

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普段、私たちは人の話を「聞く」。ただこれは、あくまで受け身だ。耳という媒体を通して自然と行われる行為。

一方で、人の話を「聴く」ことが出来ている人は限りなく少ない。「聴く」はとても体力と精神を使う行為で、能動的で、意識しないと出来ないことだから。

私という人間は、1人だけではちっぽけだ。
でも、周りの人に相談したり、周りの人と対話を繰り返すことで、自分だけでは気づけなかった価値観に触れることができ、より良い考え方を取り入れることができる。

一人ひとりがもっと人の話を「聴く」だけで、沢山のことがより良い方向に進むんだろうなと思う。
私も、もっと人の話を「聴く」ことが出来る人になりたい。

#一人じゃ気づけなかったこと

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