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20240808
「このろくでもない世界で」
という映画を観た。
韓国の映画で、結構内容がヘヴィーだと前情報を入れていたので、だいぶ構えて劇場へ足を運んだ。
なるほど。確かに内容は重い。
痛々しいシーンも多々出てくる。
でも私は、この重さが嫌いじゃない。
むしろ心地よく感じる方だった。
映画が終わって、劇場から外に出ると、蒸し暑い空気がむわっと身体中を包み込み、私が生きてる世界はここなんだな、と再認識させられた。
街の色が少し変わって見えるような、そんな映画体験は久々で、2時間時計を気にすることなく、エンディングを迎えられた。
内容とは関係ないが、エンドロールがハングルオンリーだったので、韓国語の知識が全くない私からしたら、最後に何を見せられているんだろう、、という気になってしまったけど、ここまで味わってこそ映画の醍醐味な気がする。
いつものように定時で会社を出て、映画が始まるまで時間があったので、小沢健二とずとまよのインタビューが掲載されているフリーペーパーを求めに新宿のHMVに行った。
お目当てのブツをゲットし、お腹を満たそうと、ずっと気になっていたアカシアというレストランに入店。
ここは、ロールキャベツが名物らしく、ロールキャベツ2個とご飯のセットという、生まれて初めての注文をした。
そういえば、外食でロールキャベツを頼むこと自体初めてだったかもしれない。
上にクリームシチュー的なソースがかかっているのだが、個人的にはトマトソースの方が好きだな、と思った。(単に食べ慣れてるのがそっちなだけかもしれないが。)
ロールキャベツをあっという間に平らげたあと、スマホでメールボックスを開くと、aikoの茅ヶ崎フリーライブの優先入場チケットに当選していてテンションが上がるなど。
野外ライブだし当日の天候が心配なところではあるが、久しぶりに茅ヶ崎でaikoが観られるのは楽しみだ。
今日も色んなニュースが飛び交った。
とりわけ夕方の地震のニュースには肝を冷やした。
今年に入ってから地震とか天候に関する災害がやたら多い気がする。
天災はもういち人間としてできることはないので、運に身を任せるしかないのだが、来ると噂されている首都直下地震とかが来たらどうしよう、と頭をもたげてしまう。
すべて杞憂に終わってほしい。
8月8日ということで、8に関わるアーティスト・女王蜂が例年なら毎年ライブをやっている日である。
今年はヴォーカルのアヴちゃんの体調不良で、開催されず、ただただ心配。
いままでの活動を遠巻きに見ている者からしても、アヴちゃんはハードワークだったので、ゆっくり休めていたらいいな。
どんな超人的な人だって、人間には限界というとのがある。
その限界を誰にも押し広げられずに、自分でジャッジしてしっかり休むということも、長い人生の中で必要だなと思う。
とか言う私もダブルワークしつつ仕事終わりにライブやら映画やらアクティブに走り回っているので、たまには家で何も気にせずネトフリでも観る時間を作った方が良いのかな、とも思っている。
でも外にいたほうがメンタル的には調子いい気がするんだよな。
外はまだこんなに暑いのに、もう秋服とか出始めているらしい。
早く涼しい秋の風を身を預けたいな。
その前に夏を思いっきり楽しまないと。
まだまだイベントは続く。
僕らの人生も続く。
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